Pierre
486db43cd0
2023/01/21 (土) 10:43:00
>> 24879
>> 24881
お二人のコメントに意を強くしました。
私も>> 24876で、「岡崎さんは日銀の緩和修正がゼロ金利終了までいくと銀行の調達コストに跳ねるということを指摘してました(私は個人的にはこの見方には懐疑的ですが)」と書きましたが、私が懐疑的な理由もまさにMadさんがご指摘する点です。そもそも銀行業界のB/S構造から単純に考えても、「長年に亘って集まってくる預金を運用しきれない銀行業界がゼロ金利制約でマイナス預金金利に踏み込めなかった状態」から、「預金金利引き上げ競争で調達コスト上昇が問題になる状態」に移行するには長い長い時間が必要だし、結局そうならない可能性が高いと考えます。
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凍結されています。
おっと、Pierreさんのそのコメントは完全に見逃していました😅
>「長年に亘って集まってくる預金を運用しきれない銀行業界がゼロ金利制約でマイナス預金金利に踏み込めなかった状態」から
>「預金金利引き上げ競争で調達コスト上昇が問題になる状態」に移行するには長い長い時間が必要だし、結局そうならない可能性が高いと考えます
僕も時間が大きな問題だと考えていて、仮に日銀の新執行部が今年中のどこかでYCC終了を決定したとしても、マイナス金利からゼロ金利に戻すまでにまた数ヶ月かかると見ます。
その間も日銀による量的緩和(国債の買い入れ)は続いているので、さらにインフレが定着したところでしなければならないのはテーパリングでしょうし、そこから短期金利引き上げまではさらに数ヶ月かかるでしょう
インフレが予想以上に亢進したとしてもこのタイムスケジュールは大きく変わることはありませんし、仮にそれが早まったとしても0.2%程度の短期金利上昇でしょうから、「そこで銀行株売る?」って印象があります
........とは言え、Madさんのように定量的に考えるツールを持ち合わせていなかったので、今日明日は
「 IRRBB ΔEVE 経済価値変化 ΔNII 期間収益変化」
のキーワードを検索してお勉強しようと思います、ハイ😅