>> 21266 >> 21261
3/11 1373(+132) 高値1407 赤三兵
日揮HDや千代建が急伸、LNGプラント建設需要拡大で物色機運(12時54分 株探ニュース)
日揮ホールディングス<1963>や千代田化工建設<6366>が急伸。日揮HDは一時、前日に比べ13%強上昇した。11日付の日本経済新聞は「米エネルギー大手のセンプラ・インフラストラクチャーは、三井物産<8031>などと合弁で運営する同国南部の液化天然ガス(LNG)プラントの生産能力を2027年に現在より6割増やして年約1900万トンにする」と報じた。欧州による脱ロシアを見据えてLNGの輸出体制を整える。具体的には、米ルイジアナ州のLNGプラント「キャメロン」の生産能力を高める。今後、LNG生産能力の増強が強まる可能性は高く、LNGプラントで高実績を持つ日揮HDや千代建に見直し買いが流入している。
3/14 1578(+205) 高値1622 60ヶ月線突破
日揮HD<1963>は大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1130円から1840円に引き上げている。ウクライナ紛争を契機としてLNGの調達環境が変化、同社の受注機会も拡大していくとの見方に変更しているもよう。欧州を中心に今後、天然ガスの調達を北米や中東、アフリカなどの他地域へと切り替える動きが本格化、LNGプラント案件の受注モメンタム拡大を想定のようだ。
5/13金 1765(+300) 2023/3 EPS 79.2円 → PER 22.3倍
ストップ高で年初来高値更新。前日に22年3月期決算を発表、営業利益は207億円で前期比9.6%減、従来計画200億円をやや上回った。一方、23年3月期は260億円で同25.7%増と大幅増益の見通し、年間配当金も前期比9円増の24円を計画している。さらに、受注計画は8400億円で2.7倍の予想としている。19年3月期に次ぐ高水準であり、LNGプラント需要の拡大期待が表面化と受けとめられている。