Pierre
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2023/01/26 (木) 10:53:06
山崎元、癌になってみて考えた。「どうでもいいこと」と「持ち時間」
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/40318?page=3
食道癌を経験した山崎元さんの体験記ですが、闘病の心構えとしても投資の心構えとしても強く共感しました。
特に以下の点です。
・「判断できる自分の能力と時間」が無い場合は、情報収集自体に意味がないことを知って欲しい。あなた自身が理解できない情報を知っても意味がないのだという宣告は残酷かも知れないが、事実だ。
・情報が多量に集まった事実自体が、過信を生んだり、情報の量自体が処理と判断の時間を圧迫する弊害にも気づくべき
・処理・判断の能力と時間を伴わない情報は無益だし、時には有害なのだ。この事情は、病気でも、投資でも一緒だ。
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凍結されています。
昨日僕も読みました。
これほど冷静で普段と変わらない筆致で書かれたがん闘病記は記憶に無いですね。
投資指南を行うときの言行とライフスタイルとがほとんど一致しているってことでしょうか。
僕が感心したのは以下の箇所です
”どうして癌に罹ったのか、どうしてもっと早く見つけることが出来なかったのか、等の「後悔」には殆ど意識が向かなかった。日頃から投資について、原稿を書いたり話したりしているせいか、「病気の現状はサンクコスト(埋没費用)だ」と思うことがすんなり出来た”
闘病を含めた人生も投資も合理的に考えることが「すんなり」できる人はそうそういませんw
山崎さんにはもう少し元気でいてもらって色々教えを乞いたいと改めて思います