一言でいうと、噴いて高値を付けたら絶好の売りチャンスという事。
余分な一言を追加すると・・・
個人所得税の申告は前年の1年分の内容
納税証明を取れるのは、今年に付いてはおよそ、半年後。
平均で1年程度前の状況の納税証明、確定申告の状況を基にして、
今年9月末時点の融資先の債務者区分を決定。
実体とは最大でおよそ1年半以上ズレる。
不動産市況の悪化は今年の4月以降・・・
そして不動産担保の状況の変化が現れるのは、その半年以上も先の事
その影響が資産査定に現れるのは、来年の9月以降。
全部が反映されるのは、再来年の3月期以降か?
それまで、融資の返済が正常なら、正常先と判定される事もあり得る。
実体は担保割れになっていてもそれはP/Lからは分からない。
そして、今年はコロナの影響で・・・申告期限は延長された。
更にコロナの影響で返済条件を緩和した先も弾力的に取扱う事が認められた。
それらの先は・・・どう扱われるか? 不良先? 正常先?
しかし、いずれは不採算の担保割れ融資先とは決着を付けなくてはならなくなる。
誤解を恐れずに言えば、P/LからB/Sが腐っている事は直ぐには見えないということ。
銀行会計ではP/Lに表面化した時には・・・
ハッキリ言う、P/Lで銀行株を売買していると後でトンデモナイ目に会うので・・・お気を付けください。
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