債権者が揉めればJALのように裁判所が介入する法的整理となるのでしょうが、日医工の場合は銀行団が債務免除を認めるかどうかというのが第一。
また、薬不足のため今でも調剤薬局ではてんやわんやの状態であり、事業は継続することが望ましいと厚生労働省は考えていることでしょう。
その場合、自主再建ではなく、ワタベウェディングにとっての興和のようなスポンサーが見つかるかどうかが焦点となるでしょう(ちなみに、興和は名古屋市民にとってはお馴染みの名古屋観光ホテルやナゴヤキャッスルなどのホテル事業も展開していますので、全くの異業種ではなかったりします)。
取り敢えずは、報道された通り50億円以上もババをつかまされたメディパルは追加出資する気はないと考えます。
追加出資を認めてくれたなら日医工が事業再生ADRなんて検討しないはずですから。
となると、新たなスポンサーを厚生労働省が裏から手を回しながら探すのか、例えばオリックスが事業を継続したまま小林化工の工場をサワイに譲渡したように格安で身売りするのか........今のところ、こんなストーリーが頭に浮かんでおりますが、どうでしょう?
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