ゴムの伸縮性を利用した道具は数知れないが軍事、戦いにおいても転用出来ると考えるのは必然と言えよう。
ゴムの先端に吸盤を取り付けた棒を振り回し、先端を目標に吸着させた後ゴムの伸縮性により持つ者を吸着点まで引き寄せることで変幻自在の機動性を得たのである。
日本においては既に鎌倉時代には一部の地域で生産が始まっており、慈無和井破亜使いが好んでこの戦法を取り入れたという。
民明書房 「抜刀万 その禁じられた過去」より
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