赤枠で囲んだ部分だけ表示するにはどうすれば良いでしょうか?
失礼いたします。見出しを引用する形にすればうまく引用できるかと思います。以下の手順でできます。
- shadowheader「作戦会議プラベ ルールブック」を*から始まる通常見出しに変更する。
- fold「過去のプラべ」内の先頭に見出しを設置する。(引用の終わりを明確にするため)。
- includexの引数「section=(filter=)」で見出し「ルールブック」を引用。余計に引用した部分はexceptで除外。
《section=(filter=)が便利》
includexプラグインで記事の特定の一部分を引用するときは、includexの引数section=(filter=引用したい見出し名)
を使い、見出しごと引用するのが便利です。理由は引用記事の加筆修正がしやすいからです。
《上の手順で起こっていたこと》
まず引用したい部分の始まりを決めます。
shadowheaderプラグインの見出しはincludexで引用できないので、引用できる通常の見出しに直します。
#shadowheader(2,作戦会議プラベ ルールブック)
↓
**作戦会議プラベ ルールブック
これで引用したい部分の始まりを決めることができました。
次に記事をどこまで引用したいかを決めます。
section=(filter=)
は、「指定した見出し」から「次の見出しの手前」までを引用するという挙動をします。
そのため、引用を終えたい箇所に次の見出しがある必要があります。
今回はfold「過去のプラべ」内の先頭に見出しを設置してみます。
#fold(過去のプラべ){{
*過去のプラベ
こちらは終了済みのプラべのログです。
プラべを企画する際、・・・・・・
これで引用を終えたい箇所を決めることができました。
では、includexで引用してみましょう。
#includex(チャンネル,titlestr=off,firsthead=on,section=(filter=ルールブック))
するとこうなると思います。
■作戦会議プラベ ルールブック
・チャンネル名:さくせんかいぎ
・
・
・
偶数人…ランダムにどちらかに振り分ける
}}
[+] 過去のプラべ
}}
と[+]過去のプラべ
が余計についてきましたね。
これらの引用を除外するために、includexの引数except=除外したい引用行
を使います。
#includex(チャンネル,titlestr=off,firsthead=on,section=(filter=ルールブック),except=}|fold)
なお、文字列の指定は正規表現です。わからなかったら「正規表現 入門」とかでググってください。
exceptで不要な部分を除外した結果、以下のようになったと思います。
■作戦会議プラベ ルールブック
・チャンネル名:さくせんかいぎ
・
・
・
偶数人…ランダムにどちらかに振り分ける
これで無事完成です。
《次のプラベを開催するときは》
次のプラベの内容に書き換えたい時は、見出し「ルールブック」内の記述を変更するだけです。
見出しの名称を変えても構いませんが、「ルールブック」という単語だけは残しておいてください。その単語を手掛かりにincludexが引用すべき見出しを探しているので、その単語がなくなってしまうと引用できなくなってしまいます。
《おまけ》
includexの解説記事もあるのでよかったらどうぞ。
プラグイン解説#includex