前回の書き込みも確認してきました。
ヤグラでの回答者さんと違う視点なので、自分の納得できるやり方で使っていってください。
・突っ込みすぎない、落ち着いてものを見る
・(上記と被りますが)基本死にすぎなのでデス数を極力減らす、一方で芋らないように
海女美の試合は木主が意識した通り落ち着いた立ち回りである一方で、スパにしては堅実すぎる動きでした。やはりスパにはワンチャンス掴むために特攻しなければならないタイミングがあります。木主の動きは前を切り開こうという動きが少なかったと思います。
それにスパはデスするブキなので、デス数はある程度諦めた方が良いです。「気を付ければ防げる無駄デスを減らす」くらいに考えましょう。今回だとカニのホコ割りに突っ込んでしまったデスとかです。
・エナスタを自分一人ではなく味方にも活用してもらえるようにする(イカニンのイカがいるかも必ず確認する)
もし木主が味方への配布も考慮して立ち回りが堅実寄りになっているなら、自分のためだけに使う試合もしてみてもいいと思います。味方への配布を考えるあまり自分の行動が制限されてしまうのでは攻め時を逃します。飲まない人は何をしても飲みませんし、飲む人は寄り道してでも飲みます。自分専用に使っても、味方も立ち寄って飲んでくれることは多いです。
・攻撃時のスライドを極力怠らない
木主はスライド撃ちと立ち撃ちを使っているのでこのままで良いです。数をこなせば「今はスライドor立ち撃ちにすればよかった」と反省できます。スライドがクアッドやデュアルのように射程や選択肢の多い「当てるか引くか」ではなく「キルかデスか」になりやすいので、変にこだわる必要はありません。
それとジャンプ撃ちしていないのが気になりました。対面で使えるようになるとかなり立ち回りの幅が広がります。ジャンプ撃ちなら高台端にいる敵長射程に届く場所はありますし、弾が広がるので塗りが早い利点もあります。
・『ホコは極力長射程が持つのが望ましい』というのがセオリーっぽい?
・自分ばかりがホコを取らない、仲間の動向をちょっとだけ待つ(臨機応変に)
私も長射程に持ってほしいと思っていますが、今はマップ構造上長射程が強く、ペナアップ採用率も高いためホコを持ってくれないことが殆どです。
ホコ持ち意識が高いのは純粋に良いことですし、持った方が強いのでどんどん持っていいです。
ただ木主が書いている通り、ホコの護衛の経験値も積みたいところ。海女美の試合で護衛する動きをしたかったのなら、やはりホコより前にいる必要がありました。ホコ護衛は前衛キルブキの役目を完遂できるかどうかに全てがかかっていて、1キルでは心もとなく、2キル以上でやっと少し仕事した感があります。
とはいえ海女美は防衛側が有利かつスパが弱い(敵陣に食い込まないと敵の防衛ポジに射程が届かない、進行ルートが1つしかない)ステージなので難しいです。ゴンズイはビーコンが強くスパの射程でも届く場所が多いので強気に出やすいのですが、正面突破しかないので打開が難しく、いかに優勢の時間を稼げるかにかかっています。
2試合で一番気になったのはSPの貯め方、使い方です。今の木主の立ち回りはエナスタに動きを制限され過ぎている感じがあります。エナスタを溜めたい、味方にも配りたい、飲んでから考える、バフなしでリスクを取りたくない…。ゴンズイはエナスタ→ホコ持ちすると決めていた感じですが、海女美はとりあえずエナスタ→考える、というタイミングが多いように思いました。
SPを溜める意識は良いのですが、結果的にSP溜めしている時間が長すぎて前線と足並みが揃えられていません。エナスタを起点に行動するなら、もっとSP溜めの時間を圧縮して攻めの動きの時間を増やしましょう。攻めのためのエナドリですから、SP溜めに時間を食って攻められなければ本末転倒です。
ゴンズイが勝てたのは前衛ブキばかりの編成で、木主以外の人が前に出続けていたからです。反対に海女美は前衛2中衛1後衛1と完全に役割分担があったので、前衛としてもっと勝ち筋を掴みにいかなければいけませんでした。
更に言うと、そこまで溜める価値のあるSPか…という問題もあります。木主のエナスタ起点の動きは否定しませんが、エナスタ付きのスパがメイン一本勝負を仕掛けるのと、味方のカニやメガホンが発動した時に攻め上がるのと、どっちが有利か(低リスクでキルが取れるか)というと後者であることが多いです。海女美はそれが顕著で、4:19~は味方メガホンに合わせて前に出てキルが取れていますが、1:05~の単独エナドリでは失敗してしまいました。これは木主の技量の問題ではなく、エナドリは結局のところ「キルを欲張って失敗した時のリスクを緩和する」程度のSPでしかなく、爆発力がないからです。
そしてボムも攻撃SPもない赤スパですが、どう足掻いても前衛ブキです。細かく言うと前衛・遊撃の二本柱だと個人的には思っていますが、期待される役割は敵をキルして前線を上げる、の一点です。
となると、エナドリがない時でも飛び込む姿勢が必要です。試合を早送りでいいので見直してみて、今はエナドリはいらなかった、有効活用できなかったorここで欲しかった、あって良かったと確認して、その理由も探ってみてください。いらなかった場面があれば、SP溜めの時間も攻めに使えたはずです。