ここからはホールを使ったおすすめのマクロ戦術について紹介していく。
ダブルガンク
相手がガンクしたレーンとは反対のレーンに味方中央がガンクし、ガンク成功時にホールによって育った味方や中央を呼び込み、カウンターガンクを仕掛ける戦法。
成功すると上下レーンのアタッカーが大きく育ち、序盤の優勢が取れるためファーストゴールを残しやすくなり、フーパ自身のゴール防衛能力の高さも相まって相手側から仕掛けるのが難しくなる。
機動力の高いポケモンならフーパがいなくても出来るが、フーパを採用することで移動時間の短縮を狙ったり、機動力の高くない中央キャリーでもダブルガンクが行うことができるようになり、ダブルガンクとフーパ自身のシナジーも強いので狙える状況が作れたらやってみるとオススメ。相手のオーバーステイに対する抑止力にも繋がる。
ホウオウとの復活ホールコンボ
ホウオウの復活は非常に強力だが弱点として味方の体力が60%までしか回復しない点や復活後を狙われてしまう点などがある。
これらの弱点をホールで補うことで互角の戦いであれば相手はリソースを大きく削った状態で、こちらは完全な状態で戦うことが出来るため非常に強力。
特に倒すのにも一苦労なバンギラスやミュウツーXなどの固めのファイターをチームに入れることで復活のリターンが限りなく増える。
味方を回復させる時は味方のリコールモーションを見てからフーパ側がトリックをつけゴーストダイブを行う。ゴーストダイブは1回目を使いさえすれば2回目は関係ないのでさっさと使ってしまおう。
その後味方がリコールした後、体力が全快したら味方側にワープボタンがあるので押すと戻れる。ホールと違ってすぐに戻れるので時間があったら積極的にやろう。
自分を回復する時はゴーストダイブ1回目→リコール→2回目までのギリギリの時間まで回復→ゴーストダイブ2回目で大体体力の20~30%回復できる。覚えておくと便利。
トリックダイブは味方の生存力を上げる上に離脱手段の提供ができるので普段と違った大胆な攻め方ができるようになる。
おすすめの相方のポケモンは自前で移動補助スキルを持ちつつオールインが強力なポケモン。
例で言うとアマージョギャラドスファイアローメタグロスバンギラスなど。
また1ミスが命取りになるアサシン系統でもワープによる逃げ手段を提供することでミスをリカバリーしながら何度も攻めることが出来る。
他にもカビゴンやカメックスといった技が重要だが逃げ手段が少ないタンクに逃げ手段を提供するのも強力。
使い方としてはトリックをつけて味方と近いところでダイブを使い(ダイブの2回目は特に用がないならできるだけ早く使うと次のダイブが早くなる)、味方が危なくなったらワープで逃げる。
クイックチャットでダイブの待ち時間を教えておくとやりやすくなる。
ダイブの活用方法は(わざ2とのシナジーを考慮しない場合)三つある。
1 視界確保
2 相手の突き飛ばし
3 グルーピングを崩す
1はブッシュ外に出ても追尾弾がブッシュ内の敵に当たるので強力。相手の場所が他のスキルよりもわかりやすい点も優秀。複数のブッシュを同時に確認できるのも嬉しい。共鳴ガードを持つと味方にもブッシュに敵がいることを視覚的に教えられるのでオススメ。
2は相手のピールや引っ掛けて孤立したりする用途で使う。但し妨害の射程はかなり短く相手も移動しているので脱出ボタンなどで余裕を持たせて偏差うちすることで安定感が増す。
3をしたい時妨害技に注意。ブラッキーの黒い眼差しやピクシーの重力がある時はスキルが切れてることを確認してから打つ。
また味方のAOEメイジのスキルが外れてしまうデメリットもあるので、そういうポケモンがいたら1.2の用途でダイブを使おう。