望遠鏡は好きだ。「ガキ」の頃から毎日眺めていた。
最近ハブルの後継、ジェイムズ・ウェッブが稼働し始めた。
太陽系の中でも、1980年代のヴォイェジャー探索機以来、鮮明な画像のなかった天王星と海王星について、目の覚めるような画像が取れる。
どちらもリングがはっきりと見えるし、天王星は横倒しになっているさまがリングに加えて「極冠=北南の極に表れる雲やオーロラ」からもはっきりとわかる。ということは強力な磁場を持つということでもある。
元々、ハブルには反射鏡の製造ミスがあった。光が一点に集まらない構造になってしまった。最初に送られてきた写真はぼやぼやで、世界中の天文学者が涙を流した。NASAは真っ青になった(多額の国家予算を使っているのだ、こんなスキャンダルは長官の首が飛ぶぐらいでは済まない、組織改組すら危惧された)。
それを修正すべく、それぞれのカメラからの入力を、解析ソフトを通して無理やりフォーカスを合わせる修正を加えたものを、宇宙飛行士がシャトルに乗って、望遠鏡に組み込みに行ったのはもう有名な逸話。それで劇的に改善された。
だが、おそらく、製造ミスは完全には補正できなかったはずだ、お話ならないレヴェルのものを、30%ぐらいは修正できていたにすぎない。そのことは言っても無駄だから誰も言わないが、ハブルの本来のスペック上の性能を我々は目にすることはなかった・・・と思っている。
ともあれ、ジェイムズ・ウェッブは本来宇宙の果てを見るためのもの。それを近距離の太陽系に向けてみれば、こんなすごい写真も撮れる。
「近くの望遠鏡」ということ(苦)。
このスレはこういうことを投稿するための場所なのかな?
全然知らんけど。
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