野球との関わり(小学6年・草チーム編・その1)
5~6年生時の「我が5組」は無敵だった。
まず、どこかの正規チームに所属してるメンツだけで9人揃えることができた。
それだけじゃなく、その顔ぶれがかなり豪華だった。
子供が徒歩またはチャリで通える少年野球チームは、学区内に2つ、隣接する学区に2つで、計4チームあった。
どこに入団するかは自由で、より高いレベルを求め、あえて隣の学区を本拠地とするチームに入る奴も結構いた。
学区内にEチームとHチーム。隣の学区にVチームとFチーム。
僕とK君は学区内のEチーム所属だった。
各チームの実力は?
例えば40チームほどが参加する地区大会の戦績で表すと、
Vチーム(優勝。最強の常勝軍団)
Eチーム(ベスト4)
Fチーム(ベスト8)
Hチーム(ベスト16)
こんな感じだったと記憶している。
「我が5組」には、いずれかのチームに所属してる子が9人いて、その内訳は、
Vチーム(H君、M君、W君)
Eチーム(K君、O君、S君、僕)
Fチーム(I君)
Hチーム(T君)
以下、僕らが最高学年(6年生)になったときの、各チーム内におけるそれぞれのポジション。
〔Vチーム〕
H君・・左投げ左打ちの一塁手&投手。中学生並みの体格で荒々しい飛ばし屋。投げては長身を生かしての剛速球左腕。
M君・・ややぽっちゃり体型の捕手&三塁手。やわらかいバッティングが特徴的なアベレージ型の中距離ヒッター。
W君・・右投げ左打ちの外野手。常にやる気なさげな態度だが、ちゃっかり攻守で活躍する意外性のクセ者。
〔Eチーム〕
K君・・万能型3番打者。投手&三塁手。チームのエースでキャプテン。投げて良し・打って良し・走って良し・守って良し。
O君・・ミート力とパワーを兼ね備えた右の大砲。いかにも4番打者といった風格。守備はポンコツ気味でレフト担当。
S君・・学校で一番の長身。アダ名は「ウド」。一塁手&右翼手。当たるとデカいが、あまり当たらないので下位打線。
僕・・非力な二遊間型の内野手。Eチームでも草チームでも「2番セカンド」がほぼ定位置。俊敏さと器用さだけが売り。
〔Fチーム〕
I君・・Fチームのエース。シュアなバッティングが光る中距離ヒッター。三遊間の守備も難なくこなすK君に次ぐ万能型。
〔Hチーム〕
T君・・Hチームのエースでキャプテン。小柄だがパンチ力があり超俊足。投げてはキレ味抜群。強肩にて捕手や遊撃手も。
他のクラスにも正規チームに所属してる子はゴロゴロいたが、
何せ「我が5組」には全4チームのエース格や中軸選手ががズラリ揃ってるもんだから、そりゃあ強い強い!
他のクラスの奴らには度々「5組ずるくない?オールスターみたいじゃねーか!」と言われてたし、
僕たち自身、「このメンツで負けるわけない」という意識はハッキリと持っていた。
と、ここまでは前フリw
次回「小学6年・草チーム編・その2」で本当に書きたかった内容に入りたい。
小学生男子コミュニティの良さとか、草野球の楽しさ等々・・。