ファン感謝デー的なイベント。
紅白戦のように2チームに分かれた。
バッターボックスに立ち、斜め前から軽くトスしてもらった球をしばいてスタンドインさせることが出来たら1得点。
いわゆるロングティー対決で、ひとりにつき、たった一球勝負。
両チームの全員が一球ずつ挑戦し、合計点を競い合うゲーム。
俺の打席が回ってきた。
トスを上げてくれるのは、俺サイドのチームキャプテン、梅ちゃん。
俺は最初から半ば諦めていた。
ほとんどホームランなんて打ったことのない選手。
それを察しているチームのメンバーからも、冷やかしのようなヤジが飛ぶ。
それでも梅ちゃんは「いける、いける!」と励ましの声をかけてくれた。
俺は一応「この辺に投げて」と梅ちゃんにジェスチャーで伝えると、構えに入った。
要求どおりの球を梅ちゃんがそっと放ってくれたが、俺は瞬時に「しまった!」と思った。
何せ一球勝負。タイミングがわずかに合わなかった。
俺は非力な打者なので、レフトポール際への最短距離を狙っていた。
しかし、トップの位置に入ったときには「差し込まれたー!」と悟った。
おもいっきり前で捌くつもりだったのだが、もう間に合わない。
仕方なく、身体の近くにまでポイントを引きつけ、できる限りバットを内側から出した。
ヘッドスピードが上がる感覚はあまり無かったが、
身体の軸というか、芯の部分の力を最大限ボールに伝えることはできそうな気がした。
振り抜いた。
というより腰に乗せて押し込んだ。
当たった??
バットとボールが衝突した感触が、ほとんど手に残らなかった。
「これ、いったんじゃない?」と梅ちゃんが言った。
打席に入る前にイメージしていた方向とはまったく違う、
センターからやや左方向に打球はグングン伸びた。
どうだ?入るか?届かないか??
ギリっギリでバックスクリーン左脇、スタンドの最前列に飛び込んだ。
俺は照れ隠しをしながらダイヤモンドを一周。
そしてベンチ前に出迎えてくれたチームメートや、
ベンチ横に設けられた特別観覧席の最前列のファンの人たちとハイタッチを交わした。
ていう夢を、今さっき、うたた寝してる間に見たw
「ていう夢を見た」と、
実際のスイングの形を全身で再現しながら嫁に話したら・・、
鼻で笑われた。
設定がリアル過ぎますな。
ロングティー〜近いポイント〜腰に乗せて(笑)
深酒で眠りが浅いので鮮明に覚えてらっしゃるのかなw
てか真夜中ですよね、寝ぼけて奥様にハイタッチして二人とも目が覚めた?違うか(笑)
いや、お二人で仲良く夜中まで談笑してて、晩御飯さんがソファでうたた寝、奥様が洗い物片付け中?ホンマにどーでもええ、ほっとけw
夜更かし族なもんで。
うたた寝してたのは、たぶん23時ごろ。
投稿したのは日付をまたいで深夜2時ですから、
「今さっき」は言いすぎだったかもしれませんねw
鼻で笑った嫁が「洗い物の片付け中」だったのは、まさに!
ちなみに、実際はもっと長い(細かい?)夢で、
僕が梅ちゃんのバット(真ん中あたりから先のほうが黒いやつ)を借りた場面とか、
本当にスタンドインしたのか信じられなくて、
あとでボールを捜しにいったりするシーンもあったのですが、
どーでもいいんで省略しましたw