どうも。今大会のバチバチした雰囲気に疲れしょぼくれた読み手のKANAMEです…。
見事に俺の心の中を読み当ててくれた梱煉には加点1差し上げちゃいます。
さて、息抜きにこの試合の判定をさせてもらいますけども、まず所感を述べさせていただくと
攻めのりおしと受けの梱煉
という形で最初から最後まで進行していったように思います。
りおしの序盤のラッシュに対し、梱煉の拍子抜けな文体は、俺の目からすると
「りおしの持ち前の煽り文句があまり刺さってない」
ように見えました。
しかも、返信がこないことでルールにより失格ではないのか、と主催者に訴えかけるりおしのガチ感と、試合の最後でレスをするも気を緩ませすぎたのか2レス目が制限時間を過ぎるというまさかのうっかりミスをしてしまう梱煉の温度差がより「対照的な二人」って感じに見えてしまって、梱煉の宣言通りメロドラマのような展開になっているなと思いました。
しかしそこはさすがのりおし
すかさず俺の判定文からコピペして相手のミスを浮き彫りにするという超絶うまい返しを披露。
ただ残念なことに、梱煉のミスもりおしの返しも試合時間を過ぎているため、これらはノーカウントとさせていただきます…。
試合だけを見ると、最後に重要と思われるポイントに絞ってレスをした梱煉が試合巧者だったのかなという印象です。
天然でやってるのか作戦通りなのかよくわかりませんが、「試合なのにレスが全然返ってこない」という状況は誰であれ何かしらの不安を覚えるものです。
指先で送るキミへのメッセージの返事に期待を寄せるも、さんざん待たされたことで一日置いてさらに投稿する姿からは、まるで女の子に既読無視されたおじさんかのような哀愁漂う情景が目に浮かびました。
恋しちゃったんだ たぶん
気づいてないでしょう?
そんな言葉をりおしに投げかけたくなる気持ちにさせられたという意味では、メロメロ云々について梱煉のラッキーパンチがまたもやクリーンヒットしてしまったと言わざるを得ないでしょう…。
梱煉の勝ち点:2
次に、梱煉が弱いか弱くないか…という話について。
>> 7では「断定的に僕からは言いません」ということで争点にならず。
>> 6ではりおしが俺の判断基準を理由に批判していますが、「これから喧嘩していくにあたって嫌でも分かるようになる」ということで絶妙に返せていると思いました。
そして、そこから派生している、梱煉のレベルが低いことで大会の質を低下させることになるかどうか、について
この無名喧嘩師、梱煉がまぐれでもあの強者達を倒して優勝したら観客の方達も界隈自体も沸くんじゃないですかね?!わー!ワクワクしてきた!!
なので一概にもレベルの低い喧嘩師(りおしさんが言うには僕)が勝ち上がって行く事が大会の質を低下させるとは言えませんよね!
というのはまさしくそのとおりで、無名弱者であったとしても、下剋上を果たし、大番狂わせからレスバトルドリームを掴み取る姿は、喧嘩界のスター輩出において、スラム街から成り上がったエミネムを彷彿とさせる素晴らしいストーリーテリングになるであろうことが共感できます。
梱煉の勝ち点:3
小学生が嘘であるという話について。
>> 8より
バカにされたら反論無しに「ウソ」なんて言っちゃうの?それただの誤魔化しだろ。そんなの通用するわけねーだろ。もしそれが通用したら無限に「実はウソでした~」で誤魔化せるからな。そんなんで喧嘩に勝とうとしてたわけ?ただのバカだろ。リセットマラソン5963だわ。
「5963」が綺麗な放物線を描いてしっかりと着地できています。
リセマラという言葉のチョイスもお見事ですね。
りおしの勝ち点:1
アメーバピグについて。
>> 7より
アメーバもピグパも変わらないんじゃないの?
まずアメーバにはピグエッチとかあるぐらいなんだし…ピグパも便乗して小学生とかがやってるけど…
それに対し、>> 8では
あとピグしてたらなんだってゆーの?お前の理屈では「りおしもキッズとピグエッチしてる~」ぐらいしか繋がりようがねーんだけど。
となっておりますが、そもそも発端である>> 2を読み返すと…
ピグパーティーってキッズの集まりでしょ。。
う〜ん。これは「個人」ではなく「場」の話が前提になってますね。
逆に同じようなものと指摘をされてピグの良さを語れなかったりおしに落ち度があるかな。
梱煉の勝ち点:4
ポーヤン戦について。
>> 6より
信義則上、許されるものではない。
うん。わかるよ。わかるけども…だからこそ「後出しじゃんけん」なんです、これは。
判定の番外編でも言ったけど、「偽札の可能性」、つまり「作り話の可能性」について論証できなければ「本当にルールを守っているのか」という問題をクリアできないし、その指摘で終わってるから梱煉に勝ち判定を下したんです。
「ポーヤンさんがどうしてもと言うのならば僕からも希望しますよ」っていう話だったんです。
なんで別におかしい話じゃないですよね?!
別におかしくない。有効。認める。
どうしてもと言うなら追加希望は出すが、それによってポーヤンのルールを認めるとは一言も言ってない。
ハンデについても同様に、希望を出し合ったことについてはフェアと言える。
これでもしルールを承認してポーヤンがルールを守れていないという疑惑を投げかけ、同様に自分の疑惑について棚上げしていたら、当然フェアではなかったと言える。
自分のルールだけを適用させようとしてる
よく読めばわかるが、敬語云々については仮定の話でストップしてるぞ。
確かにポーヤンは敬語を使っても問題ないことを説明したが、それは梱煉の疑問が解消しただけであり、実際に「気分を損ねたら負け」というルールが成立しているかどうかとはまた別問題だ。
俺の判定に何反発しとんねん。
梱煉:勝ち点5
展開力の有無について。
>> 7より
僕が掲示板を見る頃には相手からのアクションが起きてるのでそこから喧嘩を初めて行ってます。
確かに相手が先にレスしてたらこちらからは展開できないが、展開してなかったからと言って展開力のなさに直結するかどうかはわかりません。
現にこれだけ幅広い争点で喧嘩が行われてることから考えても試合前のレスを利用したかどうかだけでは梱煉の展開力がないとする批判の根拠としてあまりに弱い。
俺の判定基準に則るなら、「言いたいことが何もないから相手に委ねてる」というより、一応やりとりの中では「言いたいことはちゃんと言えている」ので別段梱煉の展開力がないとは思えませんでした。
もちろんりおしの方が明らかに展開力においては長けていますが、それは争点になっておらず…
僕がリードする時は、相手の性格を考えた煽りとかアクションを起こすようにします。
というように、自ら展開できることを言明しています。
つまり>> 9は蛇足。無効です。
さらに
何?そんなこと聞いて、僕のやり方を参考にするの?
これはイラッときた。
梱煉:勝ち点6
文章で内心(何考えてるか)がわかるかという問題について。
「わからない」ということで意見が一致してる。
しかし>> 11では
スーパーの割引チラシを見て隣町からやってきたオバサンが20%割引のシールが貼られてる商品を買い物カゴになんの迷いもなく入れてく姿。そこで外野から出てきた店員さん数名が30%割引のシールを商品に貼っていく。オバサンは商品を買った後にそれに気がづき発狂した。「なぁァァんで私がレジ通した後にそのシール貼るのよォ”ォ”ォ”オ”」と。まぁそのオバサンと同じくらいに興奮してたわ、うん(知らんけど)
という独自の比喩表現を展開。
これ、「20%割引のシールが貼られてる商品を買い物カゴになんの迷いもなく入れてくオバハン」ってポーヤンの好戦的なスタイルを表現できてる秀逸なレスだと思います。
加えて「外野から出てきた店員さんが30%割引のシールを商品に貼っていく」ってのはおそらく後付けで一回戦突破した梱煉のことだよね…。
「なぁァァんで私がレジ通した後にそのシール貼るのよォ”ォ”ォ”オ”」とかまさしく言ったもん勝ちで押し通せなかったポーヤンを連想させるような比喩ですが、なるほど内心はこのようにして推し量ることは可能だ。
さらに読み進めて思ったのは…
普通は相手の内心なんて分かるわけないだろ。
に対し
疑問形式に聞いたんだけど?
狙ってました「よね」って確かめるように。
しっかり実際のところはやはり「わからない」ということで同意してる…。
マジで抜かりない。
争点になってないけど、これは…
「わからないけど推測はできる」
ということでお花畑咲き誇ってる梱煉が優勢。
梱煉:勝ち点7
というわけで、7:1で梱煉の勝利です。
お疲れ様でした。
りおし、相手がガキだからってちょっと舐めすぎましたな。
内容を読む前は手数が多いりおしが圧倒的に優勢なのかと思ったけど…
読めば読むほどしてやられてるようにしか見えませんでした。
特に自ら争点をバラまいて相手のレスが遅いために回収できなかったのが敗因だと思います。
ただ、レスを見やすくして「読ませよう」という気概はちゃんと伝わってきた。
そういう心掛けを維持すればりおしの今までの評価は変わっていくだろうし、ランキングを制するのも夢ではないと思う。
別で白鳥と交戦してるみたいだが、喧嘩界はそういうやりとりもチェックしてるのでよろしく。
梱煉、まさかお前が勝つとは思わなかった。
熟練の喧嘩師、りおしにもっと一方的にボコボコにされるのではないかと思っていたが、相手のパンチはほとんど当たってなかったな。
よく受けきった。
しかし、もしレスするのを制限時間以内に忘れてて、りおしが追加でレスをしていなければ、お前はルールによって失格になっていたぞ。
運も実力の内とは言うし、あるいは戦略だったのかどうか真偽は定かではないが、いずれにしろお前は試合に勝った。
引き続き頑張ってくれ。