マスター名:ギアーツ・ルー
通り名:“物理最高”
性別:男
所属:無所属
メインジョブ:【鎧巨人】
サブジョブ:【獣拳士】(爬虫類型),【哲学者】,【煌騎兵】,【冒険家】,【斥候】,【拳士】,【戦士】
エンブリオ:【技創複製 ブラフマー】
特典武具:【防乱狂星 テンペスター】,【淵竜袋 ドラグダム】
所有アイテム【龍峨逆躙】
備考
アルター王国出身で、現在は無所属のマスター。元々は遊戯派だったが、デンドロで過ごすうちに世界派になった。【テンペスター】を手に入れてからは移動速度が凄まじいものとなったため、様々な国や地域に行けるようになった。
通り名は下記の戦闘スタイルから分かる通り、実力を発揮するのに何かしらの消費が必要であり、且つどのような環境とまではいかないため“最強” ではない。しかし、発揮される数値が非常に高いことから“最高” の通り名になった。
フュージョンレギオンであるため得たある程度のステータス加算を元に【ブラフマー】のスキルで【鎧巨人】や【獣拳士】、【哲学者】の倍率の高いスキルを重ね掛けすることで戦う。
【ブラフマー】によって追加された両腕で《甲亀の構え》の条件を満たすことで、自身の両腕がフリーで戦えるため《甲亀の構え》の倍率が4倍だとしても、実質無制限で防御力が最高256倍になり、そこに《アストロガード》の効果が掛かり防御力が1280〜16万倍にもなる。よって【ブラフマー】のENDが合計で4500であるため最高値は最低でも7億2千万にもなる。そんな防御力を《鎧袖一触》で攻撃力に変換することで最高の攻撃力も獲得可能。
とは言え最大倍率は実質8つのスキルを同時連続使用することになるため、超級職に就けていない現時点での長期使用は【ドラグダム】の回復があっても追いつかない。こうして得た凄まじい防御力で【龍峨逆躙】や【テンペスター】のスキルを最大限活用する。この時、【哲学者】の《高速思索》を使用することで思考速度を最大81倍にすることが可能なため、【テンペスター】のスキルを制御可能としている。
奥の手に近い形で、過剰で実用性は低いが【ブラフマー】の必殺スキルによる《甲亀の構え》や《アストロガード》、《高速思索》の獲得で更なるスキルの重ね掛けは可能である。
とは言え、ステータス自体は超級のガードナー系統のステータスも加算してなお耐久力はカンストより多少高い程度であるため、防御力と【龍峨逆躙】のスキルで防げない攻撃をされた場合はあっさり死ぬ。
リアルは非常に優秀で、1を聞いて10を知るような人物だが、0を1にするということが出来ず、自身には自分だけの長所がないのではと悩んでいた高校生。実際は発想力は乏しいが、今あるものを十全に活かす能力は高いため、俗に言う世紀の大発明というものを重視し過ぎていただけである。そのためか変なとこで卑屈になりやすく、そういったところで無自覚に他人を傷つけてしまうところがあった。
現在はリアルとデンドロの両方で、誰も成し遂げたことがないことを成そうとすることに縛られず、自分に出来ることを最大限活かすことがそのまま自身の長所になるという考えの下、誰かの役に立てるよう頑張っている好青年。
各プレイヤーの行動や性格、プレイスタイルによって独自に能力が進化する<エンブリオ>に興味をもち、デンドロ内でなら自身にしか出来ない、自分だけの長所が生まれるのではと思ったが、目覚めたエンブリオが基本的にはマスターなら皆が獲得可能なジョブスキルを活かすものであるため悩みが解決しなかった。その結果、嫉妬に近い感情を拗らせたりしたこともあったが、親交をもったマスターやティアンの存在や助言、そして<第一次騎鋼戦争>を経たことで、自身の能力がどのような形であれ、誰かの役に立てるように頑張ることが重要という現在の考えに至ったことで悩みが解決され、現在は各地で人助けができるように奔走している。
最近のデンドロ内での悩みは、戦闘する際に《甲亀の構え》を発動するためとはいえ両手で頭を抱えたまま戦闘するという若干の見映えの悪さ。
現時点では気づいていないが、必殺スキルを使用して《破壊権限》を獲得することで【邪神】や【終焉】を殺せるようになるマスターの一人。