声聞とは、サンスクリットのシュラーヴァカ śrāvakaの中国語訳です。語根の√śruは、「聞く」ですので、シュラーヴァカは、「聞く者」という意味です。初期は、釈尊の声を聞く者、すなわち弟子のことであり、出家も在家も含めて仏弟子は全員、声聞といいました。部派仏教の時代には、声聞とは、出家した者のことをいうようになりました。
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声聞とは、サンスクリットのシュラーヴァカ śrāvakaの中国語訳です。語根の√śruは、「聞く」ですので、シュラーヴァカは、「聞く者」という意味です。初期は、釈尊の声を聞く者、すなわち弟子のことであり、出家も在家も含めて仏弟子は全員、声聞といいました。部派仏教の時代には、声聞とは、出家した者のことをいうようになりました。