仏教のお話

Rの会:無量義経 / 56

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ダルマ太郎 2024/03/31 (日) 01:21:15 >> 17

所説の法輪

稽首して妙種相に帰依したてまつる
稽首して難思議に帰依したてまつる
梵音雷震のごとく響八種あり
微妙清浄にして甚だ深遠なり
四諦・六度・十二縁
衆生の心業に随順して転じたもう
若し聞くことあるは意開けて
無量生死の衆結断せざることなし
聞くことあるは或は須陀洹
斯陀・阿那・阿羅漢
無漏無為の縁覚処
無生無滅の菩薩地を得
或は無量の陀羅尼
無碍の楽説大弁才を得て
甚深微妙の偈を演説し
遊戯して法の清渠に澡浴し
或は躍り飛騰して神足を現じ
水火に出没して身自由なり
如来の法輪相是の如し
清浄無辺にして思議し難し
我等咸く復共に稽首して
法輪転じたもうに時を以てするに帰命したてまつる
稽首して梵音声に帰依したてまつる
稽首して縁・諦・度に帰依したてまつる

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