フランケンシュタインの怪物は、生みの親(制作者)に捨てられた森の中で五感、色、世界の美しさを教材に自我を得ていくんだけど、知恵を付ければ付けるほど自分は他の何者とも違う異質な存在だということを自覚していき孤独に苛まれるようになる。その結果、制作者に「自分の伴侶を作ってくれ(そうすれば孤独でなくなるから)」と願うんだけど拒絶されたために制作者の家族を手に掛けた後に逃走し、家族を殺された制作者は怪物の抹殺を誓い怪物を追跡していく。追う追われる、狙い狙われるという繋がりで本当の孤独ではなくなった怪物だったけど、最期まで制作者に願ったことは伴侶を作って欲しいってことだけだった。っていうお話なので、独りを異様に怯えるとかもそこら辺から来てるのかもね。ちなみに怪物はめっちゃ理知的。
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