身も蓋もない事言っちゃうと、それはP-51H-5-NAとて「所詮はP-51の系譜でしかない」から。いくらダッシュで登れて高速で曲がれると言ったって軽さで日本機やソ連機に及ぶべくもなく、英国機相手ならLF Mk.IXやグリフォン系が上昇力の優位を潰してくる。雑に登って雑にダイブ攻撃して逃げる、だけなら従来のP-51のアッパーバージョンなんだが、そこになまじ従来のP-51系より軽くて回せる、という属性が入った事で気がついた時には相手の得意領域に踏み込んでて、立て直そうとしても間に合わない、というオチに踏み込みがち。3〜4人で固まってハイペースの一撃離脱を展開して押し潰せるならまだしも、ソロやデュオでやってるならどうしたって集団の戦技ではなく個人技、旋回率ではなく旋回半径の比重が高くなるし、そうした領域での戦闘はP-51系機体と絶望的に相性が悪い。良いとこ有利に立ち回れるのは一撃離脱機なのに高速適性が低めのBf系ドイツ機や元から旋回半径のデカいジェット機相手くらいのもんで、少なくとも他の国のレシプロと当たってるうちは軽量性を活かせる場面がほとんどない。スペックシートだけで見ると6.3どころか6.7に相応しい超性能機ではあるんだが、実態はエアフレームの素性と合わない方向の性能を強化された米国レシプロの徒花と言って良い機体。
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おかげで味方全滅一対複数相手に破れかぶれのヘッドオンしか出来る事がない
それでいて武装が貧弱すぎるから結果勝ち目はありません……と
こいつの性能を最大限に活かす戦法は今の空じゃ孤立を招くだけだからなぁ…多少落とされやすくなっても下にいる味方を助けて数的有利に持ち込むように動かないと袋叩きにあう。よほど有利な状況じゃない限りタイマンでプロペラ機を相手になんかしても時間かかって囲まれるのが目に見えてるから無視するのが無難。でもそんな戦い方をするならHマスじゃないほうがいいのではと言われたら反論できないからつらい…
旋回半径で戦うとなると瞬間火力の比重が上がるし、なおさらP-51Hは立場が苦しい。英国機プレイヤーのフレと組んでマッチングを誘導するとかしないとほぼ確定で混成に引っ張られるのが一層逆風になってるし、981の言う通り数的優位の為に下に飛び込むなら最初から熊猫か4B、アメスピ辺りで良いのでアメリカ機ツリー機として現環境では使い所に欠けるんだよなあ、これ。