恐らくそう。横安定性…は一旦置いておくとして、高速域に乗せて各種動翼の動きが鈍くなるのはどう考えても実機のそれとは異なる(全金属製だから少なくとも鈍らないはず)。ただ一番問題だと思ったのが、全備重量、更にエンジン重量が実機よりやたら重く実装されてたことかな。ついでに言うなら装備に関してもそこそこ実機と異なってた。
まず空虚/全備重量がデータシートで3206/3686kg(D型共通)。最大離陸重量も共通で5102kg。通常離陸重量でD-5から順に4663/4643/4643/4579kg。
英Wikipediaだと実機は空虚3463kg、全備(grossだから総重量?)4173kg。最大離陸重量が5488kg。通常離陸重量を全備重量と捉えるなら、現状P-51D系は実機と比べて装備重量が500kg程度重くなってて最大離陸重量も300kg程減ってる。
エンジンは実機で乾重量746kg。データシートではD,Cが共通で乾重量が881kgだけど、ゲーム内ではD型がデータシートそのまま、C型が767kgで実装。乾湿の差…と思ったけどこのゲームは冷却オイルが別で重量計上だからエンジン重量は乾重量じゃないとおかしいし、それでもデータシートでもオイル系は42.6kgだから湿重量と見ても重い。
出力はデータシートとゲーム内の最大/離陸出力の値が1490/1630(D-10は1820、D-30は1860)hp。実機は1490/1720hp。
装備はM2 x6丁だけど、実機は外側2丁の270発が合ってて内側が400発。外装(爆装)は本来Cマスと同じ。
HVAR等ロケットの使用が可能なのはD-20からで爆弾とは排他。細かいとこだとドーサルフィンはD-5にも後に装備されてて、K-14照準器はD-20からでD-5にはない。
ざっくり見た程度なのでガバ認識が多々あるかもしれないけど、実機よかこんだけ重くて馬力不足ならそりゃ癖も強くなるよなぁ…とは。直近だとジェットのF-4Eがモデルチェンジとか出来たんだからボーファイターなんぞよりこっち直して(懇願)