第一に、6時につかれないような立ち回りが最重要。ケツにつかれた時点で半分負けみたいなものなので選択肢は限られる。Bf109E型は確かに旋回力はいいほうだが、零戦のような圧倒的なものではないので、フラップを開いたとしても単純旋回で回避したのでは、たとえP-40のような旋回力の低い相手でも、相手が手練れならば撃墜するのに十分な時間を与えてしまう。
背後を取られた時の基本的な防御機動は、相手との距離がそれなりにあり、かつ速力で勝っているときは少しだけ機体を振って弾を避けながら緩降下で味方や飛行場に逃げること。圧倒的なエネルギー優位がない限り、上昇で逃げるのは悪手。上昇力の優位は基本的に分単位で出てくるものなので、瞬間的な戦いだと避けるための速度を失ってただのカモになりがち。相手との距離が無く、距離を詰められているようならば、スロットルを絞り、シザーズかバレルロールを用いて相手の射線に入らないように工夫しながらの押し出し狙いとなる。
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