平面と曲面の反射を同列との考えのようですが誤りです。特に百式については夜間偵察の際に照射を受け曲面からくる乱反射が生起するため戻された、とする実例がございます。百式は視界ではなく空力優先でのあの形状ですからなおのことでしょうね。紫電で枠が減るのはある意味当然でして、そもそものサイズが大きく違うのです。局地戦ゆえに洋上航行の多い零とは要求される形状も違います。マルコムフードのおかげで目が肥えた米英パイロットからすると四式は視界が悪い的な意味だとは思いますが(違うならすいません)、四式の視界低評価部分については枠云々ではなく長い機首による前方視界の不良についての評価であったと記憶しております。この部分については以外にも雷電より評価が低いのです。(繰り返しますがバードケージなる呼称はF4U初期型の特有のものではないでしょうか。米軍が他国機を評価する際にバードケージにしては~なる表現を使うのは疑問に思うのですが)これはバブルキャノピーを搭載するF4Uでも同様の指摘がなされています。(マルコムフード自体、後方や下方視界の改善という点が特に重要)また四式と零の比較だと零のほうが視界がいいのです。陸軍機は艦載機のように危険な洋上飛行をするわけでもないので風防は小さいのです。視界は抵抗とのバーターとなります。枠を増やして強度を確保する…(被弾時においてもキャノピー可動部分が丸々吹っ飛んだりする)レーサーでもない軍用機としてはごく普通の発想だと思うのですがそこまで受け入れがたいものでしょうか…。同時代の機体でも視界が問題とされない場合には多くの枠を設けていること自体、視界が問題なければ強度をとることの証左に思うのですが。 …上の葉から読んでいて思ったのですが、秋水とか見ても私は別にあの当時の日本にバブルキャノピーみたいなのが即作れたと思っているわけではないのですが…感覚としては例えば「二式水戦並の水戦を米軍が量産しなかったのは技術が問題ではない」、程度なんですが。もしもあなたが私のことを大日本帝国技術万歳的な人だと思いそれを叩こうとしているのであれば不要なことよ。