海軍機の迷彩に関しては日中戦争に派遣された陸攻隊は基地を奇襲されることもあった事と銀塗装は空でも目立つので現地判断で迷彩塗装されていた(緑や茶で模様や塗る範囲も部隊や機体ごとにバラバラ)。それが有用と見なされて開戦前に艦戦、艦攻、艦爆、水偵以外は暗緑色と灰色の塗装を指示され、例外の四機種は灰色にして空での視認性を下げる指示があった(艦上機と水上機が迷彩にならなかったのは陸上で運用しない事と当時の迷彩が艶消しで速度性能が低下するためと考えられる)。で真珠湾行きの機体は直前に艦攻の迷彩指示があったために各艦の母港で塗料を調達して塗装したみたい(港で調達できた塗料の量と色の問題か艦ごとに全面塗装だったりまだらだったりするみたい)
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なぜ艦攻だけなのかは低空飛行する艦攻には迷彩効果が高いと判断されたってのと、艦戦と艦爆は空戦で少しでも速い方が有利だったり急降下の前段階に速度で対空砲を降りきったりする必要性から速度を落としかねない迷彩は求められなかったってところだと思う
日中戦争の陸攻が迷彩してた事や真珠湾の艦攻が直前に迷彩指示されたのはほぼ確定なんだけど、当時の迷彩の艶がどうだったかとか、開戦前の全海軍機の迷彩指示が明確にどのタイミングだったかとか内容本当に正しいのかとかは自分の見聞きしたことの有る説であって確定事実とは言えないから別説とか反論とか有ったらして欲しい。長文スマソ