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まず第一にF-4系はRWRがあるからレーダーミサイルによる不意打ちはありえないのに比べて敵側の機体にはRWRの装備機が少ない（概ねソ英以外ない）、これだけでもレーダー誘導ミサイルが使える高度で戦うアドバンテージが高い上、こちらは相手の倍の数のミサイルを使えるようになり、しかも敵にはスパローに対抗できる射程を持つレーダーミサイルはスパロー以外存在しない（530は大分エネルギーが少ない）、またそのスパロー装備の機体もほぼファントムで構成される日米に比べてその数が少ないためまずヘッドオンのミサイル戦で負けようがない、あとミラージュはRWRがないので高高度ではカモに近い。
さらに高い高度では運動性能の低下でミサイルの回避が難しくなるからミサイルが刺さりやすくなる、つまり先手を取れるスパローのアドバンテージが大きいわけだ。
全員が高度を取っていれば相手が最初から高度をとっても突き上げ攻撃を選択してもこのメリットを享受できるので、高度を上げて且つ味方を狙う敵がいたらすぐにスパローを打ち込めるくらいの距離感(6~10kmくらい）を維持すれば理屈の上では敵側はほとんど対抗できるすべを持たない。
逆に高度が下がると上記のすべての恩恵が受けられなくなる上に加速の良いMIG21や運動性に優れるミラージュやドラケンがすれ違いざまに後方にねじ込んで来てミサイルを撃たれ、回避できてもエネルギーを失って食いつかれてジリ貧になるという自体が容易に発生する