まあちょっと違う方向から考えると、後の10につながる将来車両装置の防護性能要求では「90と同等」ってされてて、その定義が注として書かれていて、そこが黒塗りになっている。そこが何なのかはいろいろ考えられるが、おおよそ「特定の砲弾に耐弾」もしくは「相対的な砲弾(時代によって変化)に耐弾」のどちらかな訳で。もしこれがDM23耐弾可能でDM33に貫通されるなら「特定の砲弾に耐弾」ならDM23に耐えればいいことになっちゃうし、「相対的な砲弾に耐弾」なら10は自車砲弾にすら耐える必要はないって言ってるのと同義でそりゃちょっとおかしいだろ?という気が。まあ試験がDM23で行われてたとしてもDM33に耐えられない証拠にはならんのだけど…試験はともかく、自車砲弾に3000m耐弾(だっけ)に基づいてる今の90は薄すぎると思うがね。そもそもの話日本じゃ3000mから撃たれる機会そうそうないしな…いくら広い北海道向けといえども…
通報 ...
それは別問題。結局、10式戦車の防護性能は自弾を防護するように設計されましたから、そして今WTの90式戦車は650-700mでJM33を十分防護するということを分かってほしい。
いや別に最終的にどうなったかとかは関係なくて、新戦車の要求としてそれでいいのか?って話なんよ。まさかたかがDM23耐弾の要求ですむわけがないし、相対的な砲弾で考えてももし90式がある条件下でDM23までしか防げないなら「90式と同等の防御性能」は同じ条件で自車砲弾に貫通される程度ってことになって、その程度の防御力でいいと考えていた、ということになる。そりゃさすがに変じゃね?という。試験が何で行われたかと実際の防御力の関係性は「最低でもこれは防げる」であって「だからこれより上位の砲弾であるあれは防げない」ではないんだけども。いやまあ射距離がはっきりしない現状で論じてもやっぱ意味ないけどな…
射撃試験の距離なら250mの距離で100%の装薬を使用したという結論しか出ない。3000mはあり得ないよ。