なるほど、「捨てる」は挙動が面白い。自動マッチにすると、容赦なくs2s3が選ばれ続けるから、オート選択だとバンバン上位スキルを回す動きになるので最適解まである。
スロットが1つだけの時、主に集中戦闘の時は運の要素が強くなる傾向。s1以外が実行されて「捨て」られると、次に降りてくるのが事前に見える一つとデッキに眠るうちの見えない1つになる。5人編成で試運転してみたけど、イサンのデッキの巡りに集中すると他の人格の巡りなんて頭からすっぽ抜ける。慣れてないだけじゃないと思う、一人だけルーチンが早いのは難しい。
スロットが1つだけの時は、高威力スキルの温存がしづらい。手元の2つがs3s1だとすると、s1を選び続ければ確かにs3は温存できるけど、それは次ターンに降りてくるのが橙であればってのが環境。だから捨てない動きってのが大事だと思う。集中戦闘なら、イサンが攻撃対象のエネミーをイサンが行動する前に早い人格で撃破すれば、イサンはスキルを実行しないからそのスキル2つを次ターンに持ち越せる。他にも、マッチをいじって発動しないように守護スキルを組むとかEGOに変換するとか。手元がs3s2でs2を守護スキルに変換できるっていう限定的な状況だけど、今回の鉄道みたいに、味方と攻撃タイミングを合わせなきゃいけない状況に活きるかもしれないテクニック、かも。
スロットが2個以上あるときは、同じ縦スロットではなく、イサンが選択できる複数列のなかから該当するスキルが捨てられる。また、[s3s1][s2s1]の並びで{s3,s2}を選択したときに、選択したはずのs2が捨てられてスキルが不発ってことはなかった。スロットが1つの時より高威力スキルの温存がしやすいし簡単。こっちはそんなに難しく考えることないけど、感覚的に低威力スキルしかない列と高威力スキルしかない列って状況になりがちな予感がする。だとしても低威力スキルを捨てて高威力スキルを回す動きに自然となるので、コンスタントに与ダメを叩き出せる、有用な人格だと思う。