>> 20619
一昨日IRに問い合わせて「1日待ってください」と言われ、昨日返事をもらいました。
結論から言うと、「今後5,6年で徐々に影響が出てきそう」な印象でしたが、株価の下落ほどではないと考えました
・ヤクルト本社は、各地にある販売会社に商品を売って売上を得ている。販売会社はヤクルトレディに商品を売り、販売委託手数料を払っている。2023年まではヤクルトレディが消費税を払うことはほぼ皆無だったはず
・インボイス制度導入でも、ヤクルトレディ全員がインボイス発行事業者となったわけではなく、販売会社から登録をお願いしている段階。
・仮にヤクルトレディが登録してインボイス発行事業者となったとしても、10%すべてをかぶるわけではない。簡易課税制度を利用して登録すれば最大で4%分を控除することができる。2029年までに完全に移行すると考えられる
・販売会社とヤクルトレディの間の交渉で消費税負担を委託手数料の増減で調整する可能性があるが、それは本社の指示ではなく販売会社とヤクルトレディの裁量に任されている
さて、有報などによると
・ヤクルト本社の売上の海外比率は45%
・日本におけるヤクルトレディ経由の売上と、店頭・自販機などの売上はほぼ半々
という統計数字があるので
「インボイス導入の影響を受けるのはヤクルト本社の売上のうちの(100-45)✕0.5=22.5%程度。今後5年間の間に販売店・ヤクルトレディが今まで払っていなかったヤクルトレディの粗利分✕6%程度を払うことになる」
というのが僕の結論です........とは言うものの、あと5年でこの程度の販売会社・ヤクルトレディの売上減ですから、本社の影響は軽微だと考えていそうな印象です。
(「1日待ってくれ」と言われたところから見ても、IRの担当者の想定問答集に入っていなかった可能性もありそうだし)
以上の推論が正しいとすれば、やっぱり株価は下がり過ぎなのではないかと😅