FRBのウォラー理事は「データが今後3-5カ月間にわたり軟化し続けた場合は、年末の実施さえも考えられる」と利下げが年末に1回くらいが適切と考えていると表明。
ウォラー理事はタカでもハトでもない中立派と見られているため、この辺りが目処になるか.........となると、やはり金利がピークで今後下がっていくことが予想される今のうちに米ドル建て債券を買っておくのはリーズナブルな印象を受けますね😌
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-21/SDU6SDDWLU6800?srnd=cojp-v2
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は21日、物価データの軟化が今後3-5カ月間続けば、金融当局は年末の利下げ実施も検討できるだろうと述べた。
同理事は米経済専門局CNBCとのインタビューで、「データが今後3-5カ月間にわたり軟化し続けた場合は、年末の実施さえも考えられる」と発言。「正しい方向に向かうデータが十分得られたなら、われわれは年内ないし来年初めの利下げを考えることができる」と語った
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ちなみに、理事会内でタカ派とされるボウマンは、政策金利を現在の水準で長めに維持することでインフレ率を抑えることを基本シナリオとし、データ次第としながらも「追加利上げの用意はある」と発言。
結局は秋ごろまでの数字で、2%目標達成が見えてきたらウォラーのシナリオ通り年内に1回利下げ、秋頃になっても目標達成が見えてこなかったらボウマンのシナリオってことになるのかな、と🙄
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-17/SDN3CSDWRGG000
「今年4月までの平均のコア消費者物価指数(CPI)は年率ベースで4.3%上昇と、昨年下期の平均を大きく上回っており、当面はインフレの高止まりが続くと見込んでいる」と指摘。
「政策金利が維持されれば、インフレはさらに鈍化するというのが引き続き基本シナリオだが、この見通しには多くの上振れリスクがある」と述べた。発言は事前に準備された講演原稿に基づく。
金融政策は「景気抑制的」だとしながらも、インフレ率を目標に戻す上で十分に景気抑制的かどうか見極めるため、今後入手するデータを注視する考えを示した。
ボウマン理事は、金融政策があらかじめ定められた軌道にはないことを強調。インフレ抑制における進展が停滞、ないし反転すれば、追加利上げに踏み切る用意があると述べた。
一方、労働市場のバランス改善に向けた進展が鈍っているとも指摘。「旺盛なサービス需要、移民の増加、継続的な労働市場の引き締まりにより、コアサービスインフレ率が高水準に張り付く恐れがある」と話した。
また「昨年末以降の金融環境の緩みと追加の財政刺激が需要に弾みをつけ、インフレ鈍化における一段の進展を停滞させる、あるいはインフレ再加速を招く恐れがある」と述べた。