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米大手証券のストラテジスト、S&P500の年末目標を5200に上方修正(配信元:みんかぶ)
https://minkabu.jp/news/3837286
米大手証券のストラテジストがS&P500の年末目標を従来の5100から5200に上方修正した。特にメガキャップの業績が予想以上に好調に推移するとの見ている。
「われわれは、S&P500の年末目標を5200に引き上げる。今回の目標引き上げは、業績見通しの改善を反映したものだ」と述べている。第4四半期の業績が予想を上回ったことを受けての引き上げ。
企業が年ベースで7%の増益を達成する見込みで、シーズン開始時のアナリスト予想の3%増を上回ったと指摘。このことから、同ストラテジストは2024年のS&P500企業の1株利益の見通しを従来の237ドルから241ドルに引き上げた。メガキャップの基礎的な強さが今年も指数全体の利益を押し上げると予想している。
エヌビディア<NVDA>が明日引け後の決算でコンセンサス通りの予想を発表した場合、マグニフィセント7は売上高を前年比15%増、利益を前年比5.82%ポイント引き上げ、58%の増益につながるという。対照的にS&P500の残りの493銘柄は、売上高が前年比3%増となる一方、利益は0.56%ポイント縮小し、2%の減益を見込んでいる。
マグニフィセント7のうち5銘柄を擁するITセクターが、今年はアウトパフォームすると予想。メガキャップほどではないにせよ、幅広い指数に含まれる他のIT銘柄も利益率が改善すると見ている。AIの成長や消費の力強さを含む需要の牽引役がこれらのセクターの成長を支える一方、これらの企業の利幅は拡大し続けるという。
※マグニフィセント・セブン
https://us.kabutan.jp/themes/マグニフィセント・セブン
マグニフィセント・セブンは、米国を代表する「ビッグテック」と呼ばれるアップル、マイクロソフト、アルファベット(※グーグルを運営)、アマゾン・ドットコム、メタ・プラットフォームズのプラットフォーマー5社に、エヌビディア、テスラを加えた7社を指す。マグニフィセント・セブンの由来は黒澤明監督の「7人の侍」をリメイクした西部劇映画「The Magnificent Seven(荒野の七人)」にある。「マグニフィセント(雄大な、壮大な)」を冠する7社は、米国株式市場を牽引する存在であり、テック業界において圧倒的な影響力を有する。AI(人工知能)の爆発的な進化と半導体の重要性の高まりといった新たな技術革新の潮流を捉えて、この7社は競争力の更なる強化が見込まれる一方で、ユーロ圏を中心にその寡占的な地位の高まりに対して警戒を示す動きもある。
※「セブン・サムライ」ゴールドマンサックスが “日本株7人の侍” と銘打って選んだ7銘柄
https://twitter.com/pomemaru5109/status/1759787448455061517
銘柄 時価総額
➀SCREEN 1兆8,743億
➁アドバンテスト 5兆1,538億
➂ディスコ 4兆7,785億
➃東京エレクトロン 16兆3,420億
➄トヨタ 55兆6,993億
➅スバル 2兆5,323億
⓻三菱商事 13兆0,761億
➀~➃は半導体製造装置関連企業。
➀は今回、日本で最新MSCI銘柄に唯一採用。
〇選定条件
✅流動性の高い銘柄を対象
✅年初来と過去12ヶ月の株価パフォーマンスがトップクラス
✅2020年以来赤字を計上していない
〇米国のマグニフィセント7との違い
✅7人の侍(日本🇯🇵)
⇒過去1年の株価変動のほとんどが「利益率とPERの拡大によるもの」「売上成長による変動はごく僅か」
✅マグニフィセント7(米国🇺🇸)
⇒20年3月以降のアウトパフォーマンスの圧倒的大部分は「売上成長によるもの」