三菱UFJモルガン・スタンレー証券藤戸則弘さんの2月20日付けレポートから
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以前から「日経高配当株50指数」の相対パフォーマンスの良好さは指摘してきたが、2021年12月末36,712ポイント~今年2/17時点46,518ポイントで、上昇率は26.7%に達している。同期間のTOPIXは▲0.02%と横ばい、日経平均は▲4.4%である。「日経高配当株50指数」の構成銘柄を見ると、銀行はメガバンク中心に8社、商社は伊藤忠、三井物産、三菱商事、住友商事、双日の5社、保険も東京海上以下4社、鉄鋼で日本製鉄、JFEHD、神戸鋼の3社、その他に武田薬品、日本郵政、JT等が網羅されている(2/17時点)。お気づきのように、このところ昨年初来高値更新に顔を出す銘柄が多い。ベーシックな業績動向やビジネスモデルをチェックする必要はあるが、「迷ったら好配当銘柄」の選択が妥当と思われる。
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日経高配当株50指数構成銘柄はこちらですが、不動産セクターが一つも入っていません(建設セクターはあり)。
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/component?idx=nk225hdy
で、気になったので日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489)と三井不動産、三菱地所、東京建物の相対株価推移(期間1年)を見たらこんな感じ。
https://finance.yahoo.co.jp/quote/1489.T/chart?frm=wkly&trm=1y&compare=8801.T,8802.T,8804.T
思った通り、金融緩和見直し(=円金利上昇)が意識されるようになったここ数ヶ月、明らかな逆相関ですね。
インフレ期待で今後不動産株が上昇すると読むのであれば、日経平均高配当株50指数(あるいは銀行セクターだけでも)と大手不動産株を株価ボードで並べて、上がった方を利喰って下がった方を仕込む作戦が有効かも、なんて考えています。
>思った通り、金融緩和見直し(=円金利上昇)が意識されるようになったここ数ヶ月、明らかな逆相関ですね。
>インフレ期待で今後不動産株が上昇すると読むのであれば、日経平均高配当株50指数(あるいは銀行セクターだけでも)と大手不動産株を株価ボードで並べて、上がった方を利喰って下がった方を仕込む作戦が有効かも
日本株の高配当株ETFだと、「1478iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF」を持っているのですが、こちらも銀行株・不動産株は入っていないんですよね。
程々のところで儲かった方のウエイトを落としてリバランスするというのは手かもしれませんね🧐