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ウクライナの作戦は、目的も方法も明確ですよね。
1)ハイマースで遠距離からロシア軍を叩き、さらに戦車を鹵獲する。
(味方の死傷者を減らす一方、敵の機動力を確実に削ぐ)
2)東部の鉄道路線や分岐点をおさえて、ロシア軍の補給路を断ち、自軍の輸送路を確保する。
(三国志演義で、諸葛亮孔明は補給路をいつも気にしていた)
3)ロシア軍の退路を1つだけ残し、そこを通らせて途中で殲滅する。
(これまた孫子や三国志演義以来の常套戦法)
4)休まず東部を攻めて一気に奪回面積を増やす(味方の士気を高め、敵の意気やプーチンへの忠誠心を落とす)
5)東部にロシアから後詰を送らせたうえで、黒海へのルートを確保し、ロシア占領下の南部と東部を分断する
(これでロシアから南部への補給路はクリミア大橋だけに限定された)
6)クリミア大橋を炎上させる(←今ここ)⇨これでクリミアとその北側のロシア軍は孤立、武器も食料も補給ゼロ
7)ロシア軍をクリミアと南部諸州から一掃すれば、残るは東部地域だけ
逆にプーチンとすれば、開戦当時の目論見はことごとく外れ、むしろ開戦前より悪化する恐れさえあるわけで。
当初プラン:数日中にキエフ(キーウ)を陥落させる ←開戦時の両軍の戦力差から見ると妥当。ただしNATO加勢で✖
次善プラン:東部・黒海沿岸に加えオデッサなど西部も占領し、他の東欧諸国にも無言の圧力をかける ←失敗
第3プラン:東部を占領し「住民投票の結果」と称して併合宣言(←今ここ)・・・実際は占領地を奪回されつつある
最悪の事態:クリミアも含め占領地を全てウクライナに奪回され、ロシア軍・国内の支持も失ったプーチンが失脚する
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