>> 23284
日曜だが時間がないので、簡潔に私見まとめ。
円安阻止介入は、政策論理的にも対外的にも原資的にも不当で限度あり、との私見は変わらない。
ただ、先週FOMCでますます高まったアメリカの金利上昇を、為替マーケットが相当程度まで織り込んできたのならば、少なくとも当面の間は140〜145円の水準で動くのではないか。
この仮説に立ち、且つ「6月から日本株が円安メリット(またはデメリット)を業績・PER面で織り込んで動いた」(及び、資源価格は落ち着いた)と解釈すると、今後はさらなる円安への期待感が剥落するぶん、全体的には株価上昇機運は盛り上がらなくなるだろう。特に、アメリカの実質金利の上昇や半導体市況の悪化は、高PERハイテク系グロース株には逆風である。(なおインバウンドやアフターコロナなど個別テーマは別とする。)
短期的には、週明けの日経平均は三空叩き込みになると想定されるので、あえて逆張りも考えられる。しかし、多少リバウンドしても戻り待ちの売りや新規の空売りに押され、長続きしないだろう。個別に需給を確認しながら対処したい。
個人的には、高配当利回りの株に9月の権利日直前段階でどれだけ買いが入るか、注目したい。逆に言えば、権利日を過ぎれば売られやすくなる。今年の残りは3ヶ月、そろそろ年間損益通算が気になる頃。利食いと損切りが加速する可能性も頭に入れておくべきかと思う。
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