>> 2393
6月末時点と、9月末時点で考えると、2四半期連続で債務超過ですよね。
9月末時点では171億円の債務超過。11月2日に親会社増資120億、連結子会社レオパレスパワー優先株による増資150億。これで120億+150億=270億が純資産にプラスされますが、9月末で-170億なので、11月2日時点で実際には残り資本は100億円。(レオパレスパワーへの優先株出資は、非支配株主持分として純資産に計上されるので、新株予約権を行使しなくても、とりあえず11月2日以降は債務超過は回避できている。)
なお「572億」というのは新株予約権300億円分も含めた計算ですが、実際にはまだ金利14.5%での融資のままなので(権利行使されていない)資本としては上記の数値になるはずです。
もし、12月末でさらに100億円以上の赤字になれば、3四半期連続での債務超過になります。また、仮にそこだけは回避できたとしても、来年3月期に債務超過になれば(その可能性は高いでしょう。この3ヶ月間だけで赤字がどれだけ増えたか、下半期にはその2倍以上の赤字が見込まれるのですから)2部降格が正式決定しますよね。
さらに、2Qのp14に「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております」の一言が載っています。 (ゴーイングコンサーン=GC)債務超過を ❝当面❞ 解消しただけで根本的な解決に至っていないからこそ(本業は赤字のまま/違法建築は改修のメド立たず)、GCが付いているわけですし。
私が言いたいのは、各四半期ごとにきちんと確認する必要性です。この点、「11月2日に解決したでしょ」というY板の買い豚は、四半期決算を理解していないし今後の展開も考えていない、という話です。