知らないと死ぬ!人間が生きるために「水、食事よりも必要」な最優先事項とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/21c1f7584db6629f3424ddcadc234fc8635a2abc
(以下、抜粋)
> 死なないための優先順位は、空気と体温確保から
> 人間が生存するために必要な要素を優先順に並べたものを、「セイクレッドオーダー」という。この法則はアウトドアにも災害時にも当てはまるものなので、ぜひ覚えておいてほしい。危機的状況に陥ったときには、この順番を意識して生存計画を立てるようにしよう。
> まず確保しなければならないのは「空気」で、これがないと3分で命を落とす。空気が不足することはあまりないだろうが、火災が起きればそういう状況もあり得る。
> 2つ目は「体温」。命を落とすまでの時間の目安は3時間。夏でも濡れた状態で風にあたると急激に体温を失う。実際、アウトドアでの死亡の原因のほとんどは低体温症によるものである。
> 3つ目は「水」。人間が水を飲まずに生きられる時間はおよそ72時間。それまでに何らかの方法で飲料水を得なければならない。
> 4つ目に「火」が入るのは意外かもしれないが、調理をする熱や明かりとなる光が得られる火は、人にとってとても重要なものだ。
> 「食」は5番目。実は人間は食料がなくても3週間から30日は生き延びることができる。それだけ余裕があるので、優先順位としては最後になる。
> 体温を逃さない「ウェアリング」の技術
> 緊急事態で優先するべきは、「獲得する」ことよりも「保持する」こと。これは体温も同じで、焚き火などで体を温めることを考える前に、自分の体温を逃さないことを考えるべきだ。
> 体温を逃さない3カ条は、
> ➀ 濡れない
> ➁ 風に当たらない
> ➂ 冷たいものに触れない
> こと。
> そのために大切なのが、衣服の重ね着「ウェアリング」の技術だ。アウトドアにおいては、体温を保持するため、また、快適な着用感を得るために、3層のレイヤリングという考え方で衣服を重ね着するのが効果的である。
> 3層とはすなわち、体感温度を高める下着層、体から出る体温を逃さず溜めておく滞留層、そして一番上になるのが外部からの風や雨を防ぎながら、体温を逃さないようにするカバー層のこと。