>> 7339>> 7331
「自衛官」装う〝火事場泥棒〟被災地に出現の恐れ 元自衛官が教える「ニセモノを見破る8つの質問」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5042a7cbba48972af2de1a33d8abbfb07f78f17f
(以下、かなり抜粋w)
1.半長靴(はんちょうか)の紐の結びを見る
2.いきなり敬礼をしてみて反応をみる
3.相手が陸曹なら「なん曹教に行きましたか?」と質問する
4.モスはなんですかと聞く
5.自衛官の心構えを質問する
6.自衛隊体操が出来るか確かめる
7.射撃号令を言ってみてと確かめる
8.『いちばーーーーん!』って叫んだ後、これ、何かわかる?って聞いてみる
◇ ◇
用語について解説を加えると、「半長靴」とは自衛官が戦闘服または作業服を着用する際に履くコンバットブーツのこと。「陸曹」とは、陸上自衛官の階級で陸曹長から3等陸曹をいい、いわゆる「下士官」である。航空自衛隊と海上自衛隊も同様で、「陸」の字がそれぞれ「空」「海」となる。
「曹教」は陸曹へ昇任する際の教育訓練を受ける「陸曹教育隊」のことで、「陸教(りっきょう)」ともいう。つづいて「モス(MOS)」は自衛官なら職種別に必ず取得している特技のことで、自衛隊内で通用する資格のようなもの。「Military Occupational Specialty」の頭文字をとって「MOS」という。
これらの質問は、本物の自衛官であれば全て淀みなく瞬時に答えられるものばかり。邪(よこしま)なことを企てる者たちに手の内を晒さないよう、答えは敢えて伏せておく。また3つめの質問に対する答えには例外がひとつあるが、それも伏せておこう。
大事なのは、質問に対し即座に答えられるか否かである。
ほかにも、「階級章の上下が逆ですね」とわざと知っているそぶりで話しかけてみたり、階級とふだんの業務との関係について説明を求めたりしてみて、反応を観察してもいい。
また、とっさにマニアックな質問ができなくても、「どこの駐屯地の何という部隊に所属しているか」「(自衛官個々にふられている)認識番号」などは聞いてみよう。もし電話などが可能であれば駐屯地に連絡して確認してもよいだろう。電話をした際に、該当する部隊や隊員がいないことが分かったら「そちらの駐屯地(または基地)の所在を名乗るニセ自衛官が出没している」という情報を、人相風体と共に知らせてあげてほしい。
◇ ◇
次に、陸海空では、それぞれ異なるパターンの迷彩服を着用している。陸上自衛隊は、濃淡のあるグリーンを基調に、黒と茶色を配した迷彩。海上自衛隊は、濃淡のあるブルーを基調に、黒が少し混じった迷彩。航空自衛隊は、グレーを基調に、グリーンと薄茶色を配したドット迷彩。ドット迷彩とは、細かな四角の集合体からなる、見た目にカクカクした感じの迷彩柄だ。
同じ柄のレプリカは、一般の人でも手に入れることができる。だから、陸海空の所属と服装の一致がポイントになる。
自衛隊で勤務経験があれば、頭髪、立ち居振る舞い、身についた細かい所作などから違和感を覚えるのだが、一般の人がそこまで見分けるのは困難だ。それでも、自衛隊は部隊行動が基本だから、被災地域を単独で行動していたらよくよく注意しよう。