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突然のWHO「ワクチン推奨しない」発表に「打つんじゃなかった」と思った人へ…手を洗う救急医Takaさんに本当の意味を聞いてみた
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa5e97c37dc05a3e43c7fdc33ffca5c331823ce8
(以下、一部抜粋)
> ―今回のWHOの改定をどのように見ていますか?
> 大前提として、WHOというのは全世界の国々に対して保健医療の方針を示す機関です。日本やアメリカのような所得が高い国々だけではなく、東南アジアやアフリカのような中低所得国に対してもメッセージを出している。特に、厚生労働省やCDC(アメリカ疾病予防管理センター)のような機関が独自に情報を出すのが難しい国のために、指針を出すことが重要な役割となっています。
ワクチンの接種プログラムを作成、実行しようとしても、お金がなくて実現できない。全国民に接種させようにも、山奥の少数民族にワクチンを届けるのが難しい。そうした国が現実的にどういったアプローチができるかということまで、WHOは考えているのです。
今回、WHOは「ワクチンを打つな」と言っているわけではありません。「費用対効果」や「重症になる人が少ない」というデータをもとに、「重症化リスクが少ない人達に対しては、追加接種は必須ではない」という変更をしたんです。一定の意味はあるにしても、これを受けて先進国が追加接種の「推奨」を変える必要があるわけではありません。「日本では今後、ワクチンを打たない」とか「健康な人には打たないほうがいい」ということにはならないと思います。
> ――SNSでは「打って後悔した」「いまさらかよ」という声も上がっていますが……。
> 打って後悔する理由はないと思いますよ。「打った人に問題が起きたから推奨を変更する」という話ではありませんから。 WHOは明確に、どの年代においてもワクチンは「有効で安全」と書いています。その意味でも、打ったから悪いということはない。単純に「はしか」などのワクチンに比べたら、国の行政としてお金をかけてオペレーションをする必要はない、というだけです。