[続き]
健康行動科学の専門家でもある川西さんは、日本人が仕事ばかりして鬱々としているのは、次の3つの楽しみを知らないからだと言います。
1.運動
2.コミュニケーション
3.非日常体験
逆に言うと、この3つを本当に楽しんでいれば、人は元気でいられる(仕事以外にも楽しみが増えて人生が充実する)というのです。
実際に試してみましたが、この“元気3原則”は、読者のみなさまにもぜひ試してほしい、かなりすごい法則です。
気分が落ち込みがちな時でも、この3つを意識して真面目にやれば、回復します。
筋トレやジョギングをしっかりやって(1)、美容院にでも行って世間話をして(2)、映画館で映画に没入する(3)――。
この程度でも効果があります(できれば、3は短期間でもいいので海外に行くと効果倍増です)。きっと人間が元気でいるには、心と体に刺激を与え続けることが大切で、1~3はそのための必要にして十分な行動なのでしょう。
人が元気を維持するには、1.運動、2.コミュニケーション、3.非日常体験が必要――。
であるなら、仲間が大事な理由は簡単です。
仲間がいないと、2のコミュニケーションができないからです。1の運動や3の非日常体験は一人でもできますが、コミュニケーションだけは、相手がいなければどうにもなりません。
ペットやA I も立派な「仲間」候補
だとすれば、気持ち良いコミュニケーションを取れる対象であれば、友達だけではなく子供や配偶者、恋人、隣近所、趣味の仲間まで、みんな「仲間」の候補になるはずです。
話すのが楽しいと思える相手であれば、習い事や塾の先生でも、飲み屋で会う人でも、散歩中にすれちがう人でも、場合によってはペットやAI(人工知能)でもOK。
少なくとも、気の合わない友達を無理に「仲間」にする必要などありません(良い悪いは別にして、AIが孤独な高齢者の話し相手になる時代は、すぐそこまで来ています)。
誤解なきように言っておきますと、『マンガ 宝くじで1億円当たった人の末路』の目的は、友達がたくさんいる凪沙のような人の生き方にケチをつけたり、「友達の数=人間の価値」と考える人の価値観を変えたりすることではありません。
そうではなく、「友達ができない」「いるけど、いじめにあっている」「友達付き合いがストレスになっている」……。そんな悩みを抱えている人に、本当に気心の知れた「仲間」が一人(もしくは1匹、1個)でもいれば、「友達ゼロ」でもたいして心配は要らない、と伝えること―――。これが真意です。
(鈴木 信行)
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《オーナー(管理人)より、皆様へ》
私が先ほど「オーナーからごあいさつを申し上げます」No.11に書いたことの意味を、別の方が一般論としてより分かりやすく書いてくださった、という思いです。この掲示板のタイトルが、なぜ、空売り「族」の株「仲間」なのか、そして私がなぜこの「おしゃべり専用」スレッドをもうけたのか、端的に表しています。
逆に言うと、他人の投稿に粘着してばかりの「アホ辻=ぶ○た=バカ之内=さなぎ=…」には、ネットでも現実生活でも友達は全然いない、その理由も明らかです。
この掲示板で出会った皆様とのご縁が、ずっと続きますように。
話が通じる、コミュニケーションができるってだけで大きな財産ってことですかねw
三が日明けたらまたジムで筋トレしますか (^O^)