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破滅の刃/不祥事・ブラック企業の公開リスト(仮題) / 41

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SAS999C6248(デーモンコア withクレア) 2021/10/08 (金) 22:52:51 修正

十数年前の某氏の書き込みから、一部抜粋して転載させていただきます。

【買ってはならない株の見分け方】

 プロの詐欺師がやるパターンは、小さな借金はしっかりコツコツとかえして信用をつかんでおき、その上でいざとなるとドカーンと大きく借りて隠れる、もしくは破綻する、というパターンをやられます。中小企業でわかっているのにはめられるのはこのパターンです。商売上どうしても、信用を大切に互いの付き合いを重視していくと、やりたくもないのに売掛けや手形などで金の貸し借りが生じたり、また合わせ保証をして保証人になったり、その上でドカーンと倒産をくらい連帯保証だけが回って一緒に共倒れ、よくあるケースです。そして株の場合にはコツコツと儲けを出させておいて、大手などが良くやる戦略は売れない新規募集ものや、公募株を割り当てる。また上がりもいないだろう投信を新規株と合わせてドカーンと客にはめ込むのです。その上で、ひどいケースでは3600万円がただの30万円になってしまった人もいて、証券界もまさに自分でしっかりしてないと落とし穴ばかりが仕掛けられているということになります。

 株式では、プロでも故意に下がる銘柄を薦める人はまずいません。解体といって金融筋が玉処分のためにクロス後に下がるとわかっていてもはめ込む玉があります。これは悪意にみちていて、それと知って情報を流した場合にはプロの世界では排斥されてしまいます。すくなくともプロの間では生きていけないルール違反となります。解体銘柄の場合には、たとえば10万株集めるとそれだけでお礼が50万円もらえるとか、また指値の数量でカウントして報酬をもらう兜町ゴロのような人が多く存在します。これは掛け目落ちした銘柄、通常は7掛けどりの株券がボロ株の場合には3割ほどで流通している場合があり、それを大量に引き受けて掛け目が落ちている分と、値上がりした分の両面がプラスとなり、さらにそのような手合いは買いでもとり、そして急落するのも分かっているため空売りでもとるという両面をします。このような解体銘柄の特徴は次のとおりです。

〇 街金の担保に多く入っている株
〇 ゼロ配当であり業績内容がよくないボロ株
〇 過去に相場がありそのシコリ株が大量にあるような株
〇 どうみても普通には興味がわかないような株
〇 現物株であることが多い
〇 会社側が弱体化しており材料もあまり出せないような会社
〇 私募債、第三者割当などの思惑で資金調達にも苦慮する会社
〇 掛け目割れを起こしていて大手などでは買えないケースもある株
〇 証券等監視委員会がマークするほど上がると株価操縦が話題になる
〇 手口が金融筋が使う証券から集中している株

 このような銘柄は、まずプロであれば見分けがつき、債務超過、赤字、低水準の利益、存続が危ういような怪しい会社が多いということです。まず7割以上は無配株ですので、基本的には無配株であり今期、来期の業績内容が好転見込みもないような、誰も買いたくないような株と見ておけばよいと思います。その上で金融屋に多く眠っていて、玉処理したくて仕方ないという株です。それを、強引に人為的に株価を上げてそれで処理するのでです。たとえば30円の株が300円になって株価が10倍となりますが、実態としてはそれ以上の儲けを出すことがあります。それは、上がる前にかなりの玉数を追加するからです。このため、このような流れはセットになって手掛けている筋はきまっていますから、その手口をみただけでプロは判断つく場合が多いのです。したがって、このような筋が手掛ける銘柄ばかりやっている。たとえばシントムとか第一家電とか、昔の中外鉱業、イチヤ、環境建設など銘柄をやっているところは解体めいたことをしているか、もしくは知らないで利用されているというケースが多いです。(中略)

 短期運用をするならば、それに見合った方法とテクニックが必要となります。やはりそのレベルに到達できないで終わる人が殆どです。人として冷静に株式のことを見なければ、慌てて欲だけで運用して、その上で運だけでになんとかなるだろう、などと思っている人が勝つわけがありません。重要なのは短期運用では損切りなのですから、損切りルールの確立と、さらに理論と実践がかみ合うというところまでに到達するのは個人差があります。そのため、出来ない人は、出来ないと諦めて終わっていきます。すると、結果として損切り出来ない人は儲けられませんので、どこかでシコリ株を抱えたまま動きがとれなくなります。あるネット証券では3割の客が1年でシコリで動けなくなりやめていくそうです。実際には証券界全体には3年で損で動けなくなりやめていく人が実に7割です。この現実はなぜ起こるのか、それはそうならないためにも自分でよく考える必要があります。そんなこと出来ない、と思ったら終わりです。短期運用では損切りのルールを作り、そして損切りが出来るようになること、それが最低条件となります。損切りが出来るようになると今度は損切りしたくないために銘柄選定の技術が向上します。それが重要です。

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