>> 35
> 確実に上がる銘柄など、誰も知らんのですから。
ええ、そうですね。私も知りませんし、もちろん別にそういうつもりもありませんので...。
でもそれだけでは伝わらないと思うので、10年以上前に私が実際に少し買った株を実例に、話をさせていただきます。
(ただいま出先で、手元に当時の資料がなく記憶に頼るため、誤りがありうることをあらかじめお断りします)
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銘柄は、7545西松屋チェーン。
うちの子どもが生まれた少し後に、株初心者だった私は、勉強がてら、優待と配当が少しでも家計の助けになれば、と思って買いました。もちろん、実際に西松屋に買い物に行っていましたし、その後もしばらく時々通いました。
当時、店舗数も少しずつ増え、増収増益を何年間か続けており、しかも有利子負債ゼロ。
念のためチャートを見てグランビルの法則に基づき、当時の1年間の底値だった2000円ほどに下がるのを待って買いました。(なお、当時は2000円割れ~2500円あたりのレンジ相場でした)
(※当時とは配当額も優待のシステムも変化しており、ご確認ください。その後の株価については後述します)
「少子化=顧客の減少」という懸念はありますが、当時は「1.26ショック」の後で出生数が前年比で少し増えていました。
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...皆様にご投稿いただきたい情報は、上記の程度で結構です。中長期買いの根拠が明確なら良いのです。
当然ながら、万人に向いた株というのは存在しません。取捨選択は、ご投稿者と読者にお任せいたします。
西松屋の場合、当時の私のように子どもが生まれた方の少額投資に適しています。ただし後述のように、ここ1年余りの株価の動きは好ましくありません。買うタイミングや価格は、慎重に検討すべきでしょう。
(※今は当時より株価が安く、配当利回りが2%台、3年保有で優待も拡充されるので、第1子誕生前後に底値付近で買えれば最高でしょう。)
一方で、大きな上昇は望みにくいので、何かの事情で急騰したら、個人的には迷わず利益確定をお勧めします。
もっと大きな額を動かせるなら、同じ服屋さんでも、ファストリを買った方が大きく値上がりしています。
「子ども関連」だったら、ピジョンの方が海外展開に期待できる可能性があります。
このへんは、読者の方がいろいろ調べていただけたらと思います。
ちなみに、悠仁親王が帝王切開で生まれたとき、「その日」に向け株価が上げ続け、当日は「材料出尽くし」(テレ東「株式オープニングベル」でカブドットコム証券の山田勉さんがコメントしていた記憶あり)。寄り付き直後の高値から大陰線、次の日からもどんどん下げていったことを、よく覚えております。
なお株価は、リーマンショックなどで大きく下がり、東日本大震災の直後やその年の暮れには500円台にまで落ちました。アベノミクス相場では1500円超えまで回復しましたが、ここ1年余りは下落しているので、今から買うのが良いかどうかは別問題です。(ついでながら私は、サブプライムローン問題のときに薄利で売却しました。)