考察の匂いを嗅ぎ付けてやってきました
私も気になった点についてお粗末ながら少し考えを…。
今は朽ちた方舟。行き先はポラリスの名のとおりこぐま座の方向だったのでしょうか。
私は、「熊用チャンバー」等ではなく「熊の棲息域」と表記されているから、その方舟はかなり大きな構造体だったと推測します。全ての生物を入れるわけですから、それはもう一つの「世界」のようなものだったかも。もしくは熊しか入っていなかったかも。
ポラリスには直立したピクトグラム(非常口の人)に禁止の印が重なったマークもあります。これは通常「立ち入り禁止」のマークですが、あの博士が関わっているのなら「人間お断り」という意味かもしれません。新世界に人間はもう要らないということでしょうか。
方舟なら地球を出たはずですが、ポラリスはその一部が海から顔を覗かせ、スペースシャトルはこうして堕ちています。
沈み度合いから考えてポラリスの方が先にこの場にいたのでしょうか。
新世界に行くはずだったのでは…?
…と、ここで私は「ポラリス」は巨大なコールドスリープ装置だったのではと思いつきました。もしくは時間の流れをとても遅くする装置。ようは「内部を外界から隔絶し、状態を維持・保護」する装置です。
この世界はもうだめだ。なんでだめになった?人間だ。それなら人間がいなければいいじゃないか。という考え。
先ずポラリス内部に人間以外の生命体(もしくは熊いっぱい)を入れておきます。そして地上のものを一度全て壊します。暴走したシャケによって。そしてまっ白で真っ平らな世界に再びつがいたちは放たれ、新しい世界は作られてゆくのです。
堕落した人間、方舟、シャケという洪水。ノアの方舟の話と一致します。これを行った人物、恐らくあの博士はさしずめ神というところでしょうか。
私は公式ツイッターでの「役目を終えた方舟は、今も静かに眠っている。」という文章に違和感を感じていました。恒星間移動が目的なら、ここにある以上役目は果たされていません。しかし新世界は地球だった。方舟伝説をそのまま持ってくれば良かったんじゃないですか。
マダイの予言書、スペースシャトルが飛び立つと同時にシャケが暴走したと読み取れますね。そのスペースシャトルにはあの博士が乗っていたのだと思います。神は天からちいさな世界を見下ろすものですから。
…墜落してますが。
あのスペースシャトルには元々はない大きな翼がついています。翼は空気を受けて揚力を生むので、宇宙空間ではなんの役にもたちません。というか宇宙で揚力要らないです。
博士は地球に戻ってくるつもりだったのかもしれませんね。新たな世界を見るために。元々のようにパラシュートではなくわざわざ翼を足してるのを見ると、何度か様子見に来る予定だったのかも。
…墜落しましたが。
いや、もしかしたら博士はイカたちを気に入ってこの世界にもう降りて来ているのかもしれませんね。見つかっていないだけでどこかに。
方舟伝説には、しかし生き延びる人間がいます。ノア(とその家族)です。彼は天啓を受け方舟を作り世界が水に包まれる間方舟の監理をし、そして陸に降り立ち新たな世界を創っていきます。
ポラリスにも管理者は必要だったことでしょう。それが「クマサン」なのかもしれません。
今の所証拠はないです。ですが以前の「世界を知る者」として、方舟伝説を元にした上では共通点があります。
タルタル総帥も当てはまりますね。遺され、新たな世界を創ってゆく。総帥はどろっとしたAIでしたが、スピーカーを通じて話すクマサンの姿はいったいどんなものなのでしょうか…
この説では説明できないことも多々あります。
ポラリスの名は結局なんだったのか?
ジャッジくんは別枠でコールドスリープさせられたのか?
「私たちの財産」って何?あのスペースシャトル自体?それとも中身?博士もしかしてフロリダからシャトルかっぱらってきた?
なんで海産物しかこの世界にいないの?山の幸は結局駆逐された?
特に手を加えられずに進化した(らしい)インクリングから出て、総帥に似てて、シャケを殺せるインクって何?適応進化?
マダイの予言書…………えっ、予言!?
という風に考察しました。正直…もう誰か言ってるだろなあこれ…
巨大グマの足跡や特殊な状況についてはあまりよくわからないですね、すみません
ヒカリバエ、あれはなんでしょうね?暴走シャケのターゲットはあれで決まってますし…知性体に反応して群がりシャケを誘引するとか、そんな感じでしょうか?それなら人間駆逐のために使えそうです。