古来より権力者は暗殺者を常に警戒していたが、暗殺を防ぐ護身用の武器として判子が押印の習慣が広まるにつれ着目された。
公文書や書状など作成の為に常時持ち歩く者が多く、また小さい為実用性と携帯性の両方が高いという利点があった。
護身用判子の制作者は皆拳法の達人であり、判子は彼らの闘気を宿していた。護身用として使う際はその闘気を解放することで判子が元の何十倍の大きさと重さとなり、それを振るう事で暗殺者を容易く撃退出来たという。
特に中国の唐時代の職人である宇 留虎(う るとら 622~681)の作った判子はその大きさや見事さから瞬く間に評判となり、宇留虎(の)判子は護身用判子の代名詞となるほどであった。
民明書房 「護身術から学ぶサバイバル」より
毎回書いてて思うけど我ながらよくもまあこんな出鱈目ばかり思いつくと感心する
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