なんだよ カムチェーンの掛ける位置はどうなんだ???
そのカムスプロケットを固定してしまうと
あとからカムチェーンは掛けられません
固定する前からチェーンをスプロケットに掛けておかなければならないのです。
ですからマーキングは有効です
ここでチェーンテンショナーを引っ込めておかないと
チェーンを掛けたカムスプロケットが掛けられませんから
インマニを外して マイナスドライバーで
テンショナーの頭のゴムを外してねじ込むのです
するとオートテンショナーは引っ込んでくれまして
最後まで締め込むとロックされます。
カムチェーンの掛ける位置は今まで何度も書いてきましたが
まずピストンを上死点にする(電装ローターにマークがあるらしい)
これが分かりづらくて・・・私はプラグを外してドライバーを突っ込んで
上死点位置を探ってます。
クランクはその位置でカムチェーンをドライバーを横にして
上死点方向へ引っ張ります
カムシャフトの外れ止めプレートのセンターにボルトがあり
それを目安にして引っ張る方向を合わせながら
クランク回位置は上死点になっている状態で
ドライバーで引っ張ればチェーンの頂点が分かります。
そこへマジックでマーキングしておきます
チェーンの1本のピンが頂点に来るはずです。
それが微妙ならばピストン上死点位置を再度確認してください
チェーンのピンにマーキング
スプロケットの頂点ラインへ
写真は1コマ ずれています。
チェーンのピンのマークをスプロケットのラインへ合わせて掛けるのですよ
あと同時にデコンプピンはこんな感じでセットするしかできないはずです
同時作業なのでちょっと難しいところです
チェーン側面にsvとか書いてありますが
そんなのまったく関係ないですから
それでは排気の閉じが遅くなるカムで
9000rpm維持するCVT加速
ご堪能ください
ご健闘をお祈りいたします