スワップ工房 原付 エンジンチューニング

異音トリシティエンジンチューニング / 1076

1089 コメント
10643 views
6 フォロー
1076
スワップV100 2025/04/09 (水) 10:23:56 修正

ハイカムへ交換する時に
既存のカムを抜くわけですが
上部のプレートを外せば、ロッカーアームのピンを抜け出せます
上部のプレートの六角レンチビスは、ねじロック掛かってるみたいで
六角レンチがシナリます、精度の良い六角レンチで
ボールになってる部分は使わない方が良いです。

下側の排気だけはピンを抜いて
留まっていたビス穴から 千枚通しでピンを送ると
顔を出してくれますからラジオペンチで引き抜いてます

ピンを引き抜くとロッカーアームが脱落します
排気だけロッカーアームが無ければカムシャフトは抜くことが出ます


カムの回転位置ですが
おそらく差し込みやすい位置は
カム山が下側向いてる時だと思います
排気も吸気は90度ぐらいずれてますが
どちらも下向きになっている・・・(ピストンのある方向)
その時が残された吸気アームに邪魔されず
差し込めると思います
これが圧縮点火上死点のカム位置ですね。

カムはクランク2回転で1回転回りますが気にせず
ピストンが上死点の時にスプロケットのマークを頼りに
これまた上死点方向(ピストンから一番離れる方向)に合わせて
カムスプロケットをかぶせるのですが
デコンプピンがあって・・・
これちょっと戸惑うかもしれないですけど
ばらす前に撮影しておいた方が良いでしょう
スプロケットに溝があってピンがスライドするように
なるようにしかならないのですが(^^)
それがあるがためにカムシャフトの回転位置もおのずと決まってきますから
作業がやりやすい回転位置に自然になってきます
難しくはありません。

通報 ...