11回目
2023年2月18日に開催された、茨城県国際交流協会主催のスピーチコンテストでスピーチの感想を、掲示板にて報告しました。その中で、タイの方が「人気度第一位の北海道から、第47位の茨城県に転居してきました。」と切り出すと、皆さんから笑いが起こったと述べました。これに関して、私はかねがね気になっていましたので、茨城県の人気度が低い理由には、「人権意識の内容が反映していませんか。」と疑問を呈しました。
おや・・?と思われる方は多いと思います。飛躍しすぎではないですか。
こんな言葉を聞くと、皆さんはきっと驚かれることでしょう。
今は昔の話ですが、稀勢の里の故郷の地域でのことです。私が茨城県に来た40年前のころは、中学生の男子は「いがぐり頭」が公立中学校の校則でした。関取の故郷の牛久第一中学校の校長は「夏の暑いときに汗を流すのにいいですよ。衛生的でさっぱりしていていいですね。」と話してくれました。人権とは異なった観点からの説明だったことを今でも鮮明に覚えています。それから数年後、土浦の市立中学校の体育館の窓のガラスが百枚近く割られる事件が起きました。その時に思ったことは、「この県では、人権のことはどうなっているのだろうか・・・?」ということです。こうしたことは、今日の教育委員会の「外国にルーツのある児童生徒」への日本語支援の取り組みの遅れと関連していると思います。楽しく学校生活を送るには、学校での言語獲得への支援は不可欠だと思いますが・・・。茨城県では「楽しい」は人権と無関係に存在するものなのでしょうか。
このような体験が文頭の発言に結びついています。架空の話ではなのです。皆さんはどのように思えわれますか。
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