香里うらん
代表 b0eefd2f7f
2021/07/16 (金) 14:10:17
第二十九話 常に社長は、寂しがっている。
社員は、社長を避けがちです。
「社長」という響きを聞くだけで、動揺します。
社長に話しかける言葉といえば、挨拶くらいしかないと思います。
「単なる社員が、忙しい社長に、気安く話しかけるのはよくない」と思うからです。
そういうことを、どの社員も思っています。
どの社員も挨拶だけになるため、社長は孤独を感じています。
社長は、社内に1つしかないポジションです。
1つしかないため、1人きりです。
偉いのですが、孤独でもあります。
社員から話しかけられることといえば、挨拶くらいです。
気軽な会話がないため、常に社長は寂しがっているのです。
これに悩む社長は多いです。
挨拶以外の話題で、社長に話しかけてみましょう。
「迷惑になるのではないか」と思いますが、応じてくれるものです。
挨拶以外の会話が飛び込んでくると、嬉しさを感じます。
「昨日は、ペットの犬と一緒に散歩をしました」という何でもない会話が、社長には受けがいいです。
社長は「ほお。どこまで散歩してきたのかね」と尋ね、自然と話が続きます。
調子に乗って社長も「実は自分も家で犬を飼っていてね」という話に流れ、さらに盛り上がります。
寂しい思いをしている社長には、ペットを飼っている人が多いです。
敬語を使いながら話しかければ、必ず喜ばれます。
社長と仲良くなるチャンスなのです。
通報 ...
投稿するにはメンバーである必要があります。