✨タロットカードの意味や種類を解説!初心者おすすめの占う方法もご紹介✨
タロットカード占いに興味がある方なら一度は自分で占ってみたいもの。でもタロットカードは種類が多かったり、占い方法も難しいと思う人も多いのではないでしょうか。ここではカードの種類や意味、初心者でもできる占い方をわかりやすく紹介していきます。
初心者向け!そもそもタロット占い・タロットカードとは?
タロット占いとは
タロットカードを使って占う方法を「タロット占い」と呼びます。
カード自体は比較的シンプルにできているため、カードの持つ意味と操作方法さえ理解すれば、相談者のあらゆる側面を占うことができます。
西洋占星術や四柱推命などの占いが長期スパンを占うことに適しているのに対し、タロット占いは短期間の問題を占うことに適しています。
例えば、「何歳で結婚するのか」よりも「今取り組んでいる仕事は成功するのか」など、数ヶ月で結果の出るような短いスパンのものを占う方が適していると言えます。
タロットカードとは
カードをまとめたものをデッキと呼び、一般的にタロットデッキ(タロットカード)は78枚で構成されています。
タロットは大きく分けると「大アルカナ」と「小アルカナ」の2種類のカードに分かれています。
大アルカナは22枚からなる主要なカードで、小アルカナはこの世のものを構成する火地風水に対応した「棒」「金貨」「剣」「聖杯」の4つのスートに分かれており、それぞれ14枚ずつで構成されます。
スートとは
スートとは、カードを分類するマークのことで、トランプで言えば「スペード」「ハート」「ダイヤ」「クラブ」の4種類のようなものです。
タロットカードの基本的な構成〜アルカナとは〜
先ほど紹介したようにタロットカードは「大アルカナ」と「小アルカナ」に分かれており、78枚で構成されています。
1枚のカードに正位置と逆位置があり、一般的に正位置には良い意味合いが多く、逆位置には好ましくない意味が多くなっています。
大アルカナとは
大アルカナはタロットの主要なカードで0番から21番までの番号が割り振られています。
デッキによっては番号が入れ替わっているカードがあることもあります。
小アルカナのカードと合わせてフルセットと呼ばれますが、大アルカナのカードだけでも1枚1枚に様々な意味が含まれているため、大アルカナのみで占うこともできます。
小アルカナとは
小アルカナを構成する「棒」「金貨」「剣」「聖杯」の4つのスートにもそれぞれ意味があります。
・棒
棒は「火」を司ります。
日本語では棒と訳されていますが、一般的なタロットでは「ワンド」や「ロッド」と書かれています。
棒の「火」が持つ性質は、「燃え上がる情熱」「直観」「創造性」「強い感情」です。
・金貨
金貨は「地」と司ります。
一般的には「コイン」や「ペンタクル」などと書かれています。
ペンタクルの場合は金貨ではなく魔除けの護符を指しますが、金銭的な意味合いを持つため「金貨」としても問題ありません。
金貨の「地」が持つ性質は、「仕事やお金といった現実的なもの」「安定感」「五感」「堅実」「物欲」で、4つのスートの中で最も現実的な性質です。
・剣
剣は「風」を司ります。
一般的なタロットでは「ソード」と書かれています。
トランプで「凶札」とされるスペードに当たり、ネガティブな意味合いを持つものが多いカードです。
風は空気や音を伝達することから、剣の風が持つ性質は、「社交性」「言葉」「知識」「鋭い判断力」です。
剣の殺傷能力が相まることで鋭い意味合いが強まります。
・聖杯
聖杯は「水」を司ります。 一般的なタロットでは「カップ」と書かれています。 トランプで恋愛関係の意味合いをもつハートのスートに当たり、聖杯も愛情をテーマにしたカードが多いです。 聖杯の持つ水の性質は、「他者との心のつながり」「豊かな感情」「慈愛心」「主観的」「過去」です。
タロットカードの種類
タロットの起源は古く、最近は世界各地で様々なイラストのタロットカードが生まれ続けています。
そのため現在流通している数は計り知れません。
自分に合ったカードを多くのタロットから選ぶのは至難の技ですが、好きだと思うイラストのカードを選べば間違い無いでしょう。
ここでは世界で利用されている主なタロットデッキを紹介します。
ウェイト版とも呼ばれ、1909年にアーサー・エドワード・ウェイトが画家パメラ・コールマン・スミスに描かせ、ライダー社から発売されました。
その後発売された多くのタロットデッキがこの神秘主義を取り入れた独特な絵柄を模倣しており、優しい色調を加えたユニバーサル・ウェイト版といった変形版もあります。
ライダー版はこれからタロット占いを始める人におすすめのタロットです。
現在流通しているタロットの多くは、このライダー版を原型として模倣作成されています。
したがって、ライダー版をマスターすることで他の多くのタロットカードを使いこなせるようになるでしょう。
16世紀から18世紀にかけて流布していた木版画調のイラストが使用されているカードで、長い歴史を持っているので、様々なバリエーションがあります。
18世紀頃、印刷技術の発達などによりフランスのマルセイユ地方で大量生産され、現在のタロットカードの基軸となっています。
カードの構成は基本的にライダー版と変わりませんが、大アルカナの8番と11番が入れ替わっています。
遊戯で使用されていたこともあり、小アルカナの数札は具体的なイラストはなく、数だけをしめすシンプルなデザインとなっています。
魔術師のアレイスター・クロウリーが作成し、1969年に発行されました。
幻想的で抽象的な画風であり、他のタロットカードに比べて魔術的な要素を含んでいます。
正位置や逆位置などによる違いがないなど、ライダー版と異なる点が多々あるため、独特な読み方が必要となります。
15世紀前半に制作された現存する最古のタロットで、現在はそれを復刻したものが販売されています。 普通に使用することも可能ですが、本来遊戯カードとして存在していたため、コレクションとして持つことがおすすめです。
フランスのオカルティストであるエッティラが、クール・ド・ジェブランが唱えた「タロットエジプト発祥説」を元に占い用としてデザインしました。
1870年までに3種類が出版され、1789年に出版された最初のものがオリジナルです。
数札のデザインが単調なため、意味の暗記が必要となります。
初心者のタロットカード占いのやり方
タロットカード占いを行うときは、質問内容によって、「スプレッド」と呼ばれるカードの並べ方が異なります。
スプレッドの最も簡単な方法と、タロットカード占いの流れは次の通りです。
スプレッドとは
スプレッドとは、英語で「広げる」という意味で、タロット占いではカードを特定の形に並べることを指します。
カードを表向きにして並べることを「展開する」と呼び、展開する枚数はスプレッドの方法によって1枚のものから20枚以上のものまで様々です。
知りたいことが少ない場合は少数枚のスプレッド法を選び、質問に対してさまざまな角度から検証したい場合は、多数枚のスプレッド法を選びます。
★スプレッドの前に
Step1 : カードをシャッフルする
タロットカードの山を裏向きにして目の前に置き、それを両手で崩します。
そして質問事項を頭の中で念じながら、両手で時計回りにカードを混ぜ続けます。
Step2 : カードをまとめる
「もういいな」と思ったら手を止めて、カードを両手で1つの山にまとめます。
横向きに山にした場合、カードの左側が上になるようにします。
Step3 : カードをカットする
まとめたカードの山を質問事項を念じながら3つに分けて、それを1つの山に重ね直します。重ねる順は自由です。
他人を占う場合は、相手にカットしてもらい、1つの山にまとめてもらいます。
タロット占いの流れ
ここではタロット占いの流れについてみていきましょう。
タロット占いの流れ
① 占いたい内容を、イエス・ノーで答えられるくらいに具体的な質問に絞ります
② その質問内容にあったスプレッド方法を選び、頭の中に思い浮かべ、質問を念じながら、
クロスの上などでカードをシャッフルします
③ カードをまとめ、3つの山に分けます
④ 3つの山を1つにまとめます
⑤ スプレッドの方法に従い、カードを並べます
⑥ 出たカードや読み取った意味は、メモしておくといいでしょう
ワンオラクルの占い方
先ほど紹介したスプレッド法の中で最も簡単な方法がこの「ワンオラクル」です。
1枚のタロットカードで占いの結果を出すことができるため、短い時間で簡単に占えるのはもちろん、質問のイエス・ノーがはっきりとわかるのも特徴です。
ワンオワクルの占い方
① カードを混ぜてまとめてカットした後、そのカードの山を裏向きのまま、片手で崩して横一列
に、全78枚のカードがほぼ同じ間隔になるように並べます
② 質問事項を念じながら、ピンと来るカードを1枚選び、横からそのカードをめくり、なんの
カードであるかを確認します
ワンオラクルは、直感でカードを選ぶため、混ぜる時間は短くても大丈夫です。
カードを選ぶときはしっかり集中しましょう。
それでは、実際にワンオラクルでの占いの結果を確認しましょう。
イエス・ノーを知りたい場合は、表の◎・◯がイエス、△・×がノーと判断してください。
ワンオラクルでの占い結果の意味・解釈例
大アルカナ
ワンオラクルでの占い結果の意味・解釈例
小アルカナ(棒・ワンド)
ワンオラクルでの占い結果の意味・解釈例
小アルカナ(金貨・ペンタクル)
ワンオラクルでの占い結果の意味・解釈例
小アルカナ(剣・ソード)
ワンオラクルでの占い結果の意味・解釈例
小アルカナ(聖杯・カップ)