仏教のお話

無量義経:徳行品第一 / 32

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ダルマ太郎 2024/06/02 (日) 09:35:47

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用語の意味-2
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無漏(むろ)
アナースラヴァ anāsrava
煩悩の無い状態。

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無為(むい)
アサンスクリタ asaṃskṛta
因縁によって作られたものではないこと。涅槃のこと。作られたものではないので常住であり、変化が無い。無生無滅。因縁によって作られたものは有為という。

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縁覚(えんがく)
プラティエーカ・ブッダ pratyeka-buddha
師につかず、独力で覚りを得る聖者のこと。僧伽から離れ、人里からも離れて、独りで修行するため、独覚ともいう。

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無生無滅(むしょうむめつ)
涅槃の境地は、因縁によらないので変化が無い。変化がないので、生まれることが無く、また、滅することも無い。

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菩薩(ぼさつ)
ボーディ・サットヴァ bodhi-sattva
覚りを求める修行者のこと。大乗の修行者のこと。

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陀羅尼(だらに)
ダーラニー dhāraṇī
陀羅尼は音写で、意訳は総持、能持、能遮等。記憶して保つこと。暗記して繰り返しとなえる事で雑念を払い、無念無想の境地に至る事を目的とした。よって、呪文形式である。

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無礙(むげ)
障害が無いこと。邪魔するものが無いこと。

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遊戯(ゆけ)
心にまかせて自由自在に振る舞うこと。

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自由(じゆう)
スヴァ・タントラ sva-tantra
自己確立。自立。束縛されない状態。解放。覚りの状態の同義語。

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法輪(ほうりん)
ダルマ・チャクラ dharma-cakra
仏教の教義のこと。

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帰命(きみょう)
ナモー namo
音写は南無。敬意、尊敬、崇敬をあらわす。

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用語の意味-2
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