仏教のお話

無量義経:徳行品第一 / 29

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ダルマ太郎 2024/06/01 (土) 14:49:32 修正

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②能説の教主
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経)
 稽首して妙種相に帰依したてまつる 
 稽首して難思議に帰依したてまつる

訳)
 心から礼をなし 素晴らしいお姿に帰依いたします
 心から礼をなし 非常に深いお智慧に帰依いたします

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③所説の法輪
:
経)
 梵音雷震のごとく響き八種あり 
 微妙清浄にして甚だ深遠なり
 四諦・六度・十二縁 
 衆生の心業に随順して転じたもう 
 もし 聞くことあるは(こころ)開けて 
 無量生死の衆結断せざることなし
 聞くことあるは 或は
 須陀洹(しゅだおん)斯陀(しだ)阿那(あな)阿羅漢(あらかん) 
 無漏無為(むろむい)の縁覚処 
 無生無滅(むしょうむめつ)の菩薩地を得
 或は 無量の陀羅尼(だらに) 
 無礙(むげ)楽説(ぎょうせつ)大弁才を得て 
 甚深微妙の偈を演説し 
 遊戯(ゆけ)して法の清渠(しょうこ)澡浴(そうよく)し 
 或は躍り飛騰(ひとう)して神足を現じ 
 水火に出没して 身自由なり
 如来の法輪相 是の如し 
 清浄無辺にして思議し難し
 我等咸く また共に稽首して 
 法輪転じたもうに
 時を以ってするに帰命したてまつる 
 稽首して梵音声(ぼんおんじょう)に帰依したてまつる 
 稽首して縁・諦・度に帰依したてまつる

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所説の教主
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