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⑥有相の諸相好を遣って諸相好を示現する
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経)
而も実には相非相の色なし 一切の有相眼の対絶せり
無相の相にして有相の身なり 衆生身相の相も亦然なり
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訳)
このように特徴のある姿をされていますが
実際には 相があるとかないということを
超越された方であり
すべての相は 見たままではありません
真実としては 相はありませんが
人々のために 相を持って現れられました
人々の相も またその通りです
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⑦相の用
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経)
能く衆生をして歓喜し礼して
心を投じ敬を表して慇懃なることを成ぜしむ
是れ自高我慢の除こるに因って
是の如き妙色の躯を成就したまえり
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訳)
人々は そのような仏さまの相をみて
喜び 礼拝をなして
心から帰依をし 敬意を表して
真心を込めるようになります
仏は 驕り高ぶりを捨てることによって
このような素晴らしい相を得られました
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有相の諸相好をのこって諸相好を示現する
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