仏教のお話

無量義経:徳行品第一 / 23

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ダルマ太郎 2024/06/01 (土) 00:12:24

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用語の意味-1
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三学・五分法身
戒・禅定・智慧を修めることを「三学」という。仏道修行者が修めるべき基本的な修行項目のこと。また、三学に解脱・解脱知見を合わせて「五分法身」という。五分法身とは、法身の大士が具えている五種の功徳性のこと。解脱身のこと。

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(かい)
シーラ śīla
自分自身をコントロールする内面的な道徳規範を戒といい、戒を守ることを持戒という。

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禅定(ぜんじょう)
ディヤーナ dhyāna
特定の対象に心を集中して、散乱する心を安定させること。

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智慧(ちえ)
プラジュニャー prajñā
諸法実相を観察することによって、体得できる実践的精神作用を慧といい、煩悩を完全に断つ主因となる精神作用を智という。

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解脱(げだつ)
ヴィモークシャ vimokṣa
煩悩に縛られていることから解放され、迷いの苦を脱すること。

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解脱知見(げだつちけん)
ヴィムクティ・ジュニャーナ・ダルシャナ vimukti-jñāna-darśana
解脱していることを自分自身で認識していること。

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三昧(さんまい)
サマーディ samādhi
心を一つの対象に集中して動揺しない状態。

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用語の意味
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