仏教のお話

無量義経:徳行品第一 / 1

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ダルマ太郎 2024/05/27 (月) 20:56:04 修正

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第一通序-1
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1.法・人・時・主・処の経の五事
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経:是の如きを我聞きき。一時、仏、王舎城(おうしゃじょう)耆闍崛山(ぎしゃくせん)の中に住したまい、
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訳:このように私は聞きました。ある時、仏は、マガダ王国の都ラージャグリハの霊鷲山に住み、
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2.聴聞衆を明かす
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(1)標
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経:比丘(びく)衆万二千人と倶なりき。菩薩摩訶薩(ぼさつまかさつ)八万人あり。(てん)(りゅう)夜叉(やしゃ)乾闥婆(けんだつば)阿修羅(あしゅら)迦楼羅(かるら)緊那羅(きんなら)摩睺羅伽(まごらが)あり。諸の比丘(びく)比丘尼(びくに)及び優婆塞(うばそく)優婆夷(うばい)も倶なり。大転輪王・小転輪王・金輪・銀輪・諸輪の王・国王・王子・国臣・国民・国士・国女・国大長者、各眷属(けんぞく)百千万数にして自ら圍遶(いにょう)せると、仏所に来詣(らいけい)して頭面に足を礼し、(めぐ)ること百千(そう)して、香を焼き華を散じ、種々に供養すること已って、退いて一面に坐す。
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訳:一万二千人の出家修行者と共にいました。大菩薩たちが、八万人いました。天上界の神々、ナーガ、ヤクシャ、ガンバルヴァ、アスラ、ガルダ、キンナラ、マホーラガたちが同席していました。多くの男女の出家修行者や在家修行者も同席していました。大転輪王、小転輪王、金輪・銀輪・諸輪の王、国王、王子、優れた家来たち、優れた人々、大長者たちが、それぞれ多くの眷属と共に集まっていました。人々は、次々と仏のもとへと進み、仏のみ足に額をつけて礼拝し、仏のまわりを右回りに巡りました。香をたき、花を散じ、様々に供養しおわって、退いて席へと戻りました。
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第一通序-1
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